2011.12.04

速報→「赤ペン先生添削ライブvol.9 ベストテン」

2011.12.2 20:00

赤ペン瀧川先生こと瀧川英次のエロメール添削を出発点とするトークライブ(wikipedia)の9回目。いままでのネタから選りすぐりの30本の中から開演前の投票によって10本を選ぶというスタイルの140分(開演20分押し、20分休憩込み)。ロフトプラスワン。

  • 10位: サイトの掲示板添削
  • 9位: 私はチンパンジーです
  • 8位: 小学校の先生による日記への添削
  • 7位: AV・ピンク映画のタイトル添削
  • 6位: 官能小説用語表現辞典添削
  • 5位: 先生vs細木○子 出会い系対決
  • 4位: 伝説・米田寅美
  • 3位: パキスタン人の彼氏が帰国してしまった
  • 2位: 小室哲哉の英語の曲名添削
  • 1位: 高校生の時の日記添削
思えば遠くへ来たもんだな3年間で9回目。迷惑エロメールに端を発して出会い系サイトで出会えないおもしろおかしさ、24時間ネタなど、さまざまな体当たりルポの様相を呈してきている昨今。迷惑エロメールの名作というのがざくざくあった初期、今回でいえばに比べると、そういう名作メール自体が減っているということかもしれません。誰もが受け取ったことのあるその手の名作に比べるとルポ系はどうにも「演出」臭く見えてしまうのがちょっと残念だったりもします。それにしてもテンション押しでちゃんと150のキャパを単独ライブで埋めて、チカラワザででもかっちり客席を沸かせます。アタシにとってはネタを観るよりも、瀧川英次という役者を観たいという想いで通ってしまうのです。

彼自身の高校時代の日記を元ネタとした「高校生の告白」が甘酸っぱく切なくて見応え。あるいは孫娘を女にしてやってほしいと懇願する老婆・米田寅美はその分量もメールのクオリティの高さもあって、圧巻におもしろい。

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2010.04.05

【トークショー】赤ペン瀧川先生の24 season2

2010.4.3 20:00

瀧川英次のトークライブ。3日にロフトプラスワン。120分。 これを持ってハーフジャパンツアー。 大阪(4/17 本町MOTHER POPCORN)、 山口(4/18 スタジオイマイチ)、 福岡(4/19 THEVooDooLounge)+東京で報告会を予定。

出会い系サイトをでポイントを使いながら24時間で女の子と出会うためのセミドキュメンタリー風のシリーズ二回目(前回)。「赤ペン添削家」を名乗るだけあって、メール(メッセージ)のやり取りにツッコミを入れていく手腕はたいしたものなのです。ルール説明から入り、テンポよくきちんと語っていくとあっという間に2時間経ってしまうのです。今までよりは短め、120分にパッケージするというのもDVDや、ツアーというパッケージを考えれば勿論正しいのです。

全体にツクリモノっぽさが見え隠れしてしまうようになったのは、あれですか、アタシがこのシリーズのことが好きすぎて、慣れてしまったということかしら。んんん。

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2009.12.23

【トークショー】INU-KERA vol.10

2009.12.22 19:30

INU-KERAの10回目。ロフトプラスワン。飲み過ぎたアタシは、後半の中盤寝てましたスミマセン。

M-1、モヤイ像、歌番組、夜のヒットスタジオ、1月3月の雷雨、執筆のファミレス、ウェンディーズ、twitter、さいたまゴールドシアター、夜のヒットスタジオ、気に入らないCM。ゲスト・大倉孝二、バラエティの現場、タモリ..(このあたりで呑みすぎ)。

開演前、いつになく静かな感じ。年齢が高いのか、忙しくて遅れてくる客が多いのか。それでもちゃんと話を進めるうちに盛り上がります。あうんの呼吸ってのはこういうものだよなぁという丁々発止が気持ちいいのです。東京以外でもINU-KERAやろう、なんて話も出てきたりするけど来てくれるかなぁ。

ステージの話とは全く別のことなのですが、 ロフトプラスワンという小屋は、場所に元気があって、スタッフがきちんと機能しているのが好きだったのです。POSレジ導入がきっかけかどうか、今日はかなり酷い。注文を取りに来ない、目があってもこない。犬山イヌコが自腹で買ったPS3を機材に繋いでセットアップしてあるけれど、音が全くでない。店として全く成立してないぐらいにダメダメだったのです。TCC(東京カルチャーカルチャー)ならあり得ない。

音が出ない映像に二人で口パクを重ねたり、コメンタリーつけたりするのはさすが。プロの技を。

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2009.11.07

速報→「西原理恵子の人生画力対決 vol.8」

2009.11.4 19:00

小学館のビックコミックスペリオール誌主催で、西原理恵子といろいろな漫画家が対決する「記憶スケッチアカデミー」企画「画力対決」。いよいよ大物登場、vs松本零士が前半、vs「猫まんが」括りの女性ふたり・くるねこ大和(アニメ)、 須藤真澄(同名の小劇場の女優とは別人)。22:30頃終演。

TCC(東京カルチャーカルチャー、略してカルカル)のこけら落としの時に見た、藤子A不二雄・みうらじゅんに端を発した対決シリーズ、うかうかしてる間に8回目になっていて、定着のイベントに。ロフトプラスワンにこれでもか、という詰め込み立ち見も多数。遅れたあたしはモニタでしか見られない2Fでしたが、ゆったりソファ席、これはこれで悪くない。もっとも、遅れを取り戻すべく飲み過ぎて途中の記憶がありませんが。(なので、詳しいレポートはこのあたりの方々 (1, 2, 3, 4, 動画)に..前半は撮影も許されているので写真も動画も。)

記憶スケッチアカデミー@ナンシー関が始めて、mixiでも人気アプリですが、画力対決は有名人がやるという小学館の付加価値。西原理恵子と編集者・八巻和弘の司会ぶりも楽しい。

ロフトプラスワン自慢の書画カメラを駆使。松本零士先生のメーテルをサインペン一本で下書きなく、右向きでも左向きでも自在に迷いなく描く過程、まさに観客全員が息を呑んで見守る、の図。 叶姉妹とか、鉄腕アトムとかウランちゃんとかヒゲオヤジとかハーロック。

後半の方は部分的に記憶飛んでますが(呑みすぎです) 猫村さん、ガラスの仮面、ピカチュー、太陽の塔、岡本太郎、鉄腕アトム、ナウシカ、

最後に4in oneな色紙を争奪じゃんけん。勝った女性二人組、大喜びで新宿の街に消えていったが、遠方からの終電が間に合うか気にしながらも、駅とは反対方向に小走りにいったけれど大丈夫かしらんと余計な心配。

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2009.10.25

速報→「わらしべ24」わらしべボーイズ

2009.10.24 19:30

瀧川英次、國重直也、野口雄介の三人のトークイベント。蓋をあけてみれば、立ち見もでる超満員。135分。

午後5時にうまい棒から始めて、物々交換を24時間続けるとどうなるのかという実験。

ネタは最後に

休憩20分を含む150分のパッケージ、すこしはみ出す感じ。30過ぎの男たちのバカバカしい試み企画という体裁。まるで「トランクス(自転車キンクリートの男芝居の名作)」のようなおかしさが楽しいし、ちゃんと盛り上げる。今回の企画自体は、実際には知り合いばかりで回している感じがあって、出来レースと感じないことはないけれど、トークはちゃんとおもしろくて、そういう疑いの気持ちこそが野暮。次回は四国八十八カ所巡り(お遍路)でやると宣言してるけれど、これは知り合い技はほぼ封印することになって成功するのかどうなのか。いえ、アタシは観たいのですが、これがうまくいくなら「水曜どうでしょう」の領域ですから怖いものは何もありません。

エロメール添削講座ライブの旅記録の報告会から派生したフォーマット、写真や動画を多用して、一人のテンション芸ではなく三人の会話で楽しませるのです。

ネタは以下へ

続きを読む "速報→「わらしべ24」わらしべボーイズ"

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2009.10.04

速報→「INU-KERA vol.9」

2009.10.3 19:30

犬山イヌコとケラリーノ・サンドロヴィッチのトークショー。ゲストは堤幸彦(下北サンデーズとか)22時過ぎ終了。

コミュニケーションシート、古いおじさん、サイン入りの本を105円。イケメン蕎麦屋探偵、年末の芝居、カウントダウン、人のブログで飯のこといわれても。ヤザワ。下北サンデーズ、フロントホック、おにゃんこ、AD時代、銀座NOW。落雷、竜巻。

前半はコミュニケーションシートを読むDJ風の作り。はじめて早く入ったので正面側の席を確保できたので、表情も見えて楽しい。さまざまな裏話を聞いたりする、こっそり感が楽しい。それについては書かないのが生の放談を見る人のたしなみ。なのだけど、映画の悪口とか、グミチョコとか。堤幸彦という人を見たのは初めてなのだけど、「下北サンデーズ」はもちろんのこと、アタシが自分の意志で初めて見たフロントホック公演「地球を七回半廻れ」も、とはをを。うれしい。

で、ついつい次回分も買ってしまうのです。

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2009.08.30

速報→「INU-KERA vol.8」

2009.8.29 19:30

犬山イヌコとケラリーノサンドロヴィッチがロフトプラスワンで続けるトークライブ。

Tシャツを作りました、という感じから。植木夏十による次回公演の告知というオープニング。 寝てない犬山、ケラの新婚旅行の話、客からのお題でガンダム実物大にちなんで、実物大で観たいものの話、実写で観たい話。ゆるい近況報告を楽しむ雰囲気。なるほどこれを観ると前回がかなり異質なつくりだったことがわかります。 コミュニケーションシートから話題を拾いながら、ゆったり。

休憩後の後半、河原雅彦がゲスト。 斉藤幸子、次の印獣の稽古のこと。子供のこと、離婚しないこつ、ショーケン映像。 芝居のはなし、びっくりするぐらいそういう方向の話。芝居を自分の場所としつつ、いわゆる「売れている」人たちの話という見方もできるけれど、だらだらと楽しい話を。

#びっくりなのは、ロフトプラスワンのチラシの中にルーフトップが無くなったことだったり。さすがに景気はなぁ。

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速報→「PRIFIX3」王子小劇場

2009.8.29

王子が企画する短編ショーケースイベント。30日まで。

■自己批判ショー
笑点メンバーな山田組。お好み焼きはお好みに焼けず、末端価格380円の格安のイタリアンハンバーグ定食闇ルートで仕入れるが、それは偽物で。笑福亭の鉄砲玉が。
単発ギャグを個別に繋いでいく構成はそのまま。全体の流れで出てくるというのでもなく、かといって強烈なギャグの力で引っ張られるというのでもなく、微妙に体温の低い印象。好みの問題ではあるのだろうけれど。

■Mrs.Fictions
触覚の生えた宇宙人がこの職場最後の日。プロポーズしてきた女から逃げ回っている男。その宇宙人に興味持ったり焼き餅やいたり。
「うる星奴ら」の逃げ回る男と追いかける女、あるいは触角の生えた宇宙人などのパーツをバラバラにして、ひとつの風景20分として再構成。 オマージュ的なおもしろさはあるものの、体温が低い感じで、それ以上の何かになる直前で止まったという感じがします。

■バナナ学園純情乙女組
良くも悪くも、いつも通りのバナ学園。台詞の声の通りが決して良くない役者が居るのに、それに対して調整することのない音響(DJの仕事なのかどうかわかりませんが)や合間のDJのしゃべりに少々辟易しつつ。

■競泳水着
同棲していて倦怠期な男女。久しぶりにメールしてあうことにした女友達。不倫のカップル、一度は別れて5年後の再会。
地球の上で待ち合わせ、というフレーズを繰り返し。些細に出会い、別れ、再会する人々を描く趣向。 二人でまどろんだり、メールで盛り上がったりという競泳水着の得意なシーンをアソート、60分にシンプルにぎゅっと圧縮。今更ながら恋に恋する四十男の気持ちをきゅんとさせるシーンの数々。いわゆるドラマチックなことはなにも起きないのだけれど、シンプルで短いのに、丁寧に描かれるシーンが実にすてき。

■ナカゴー
超能力者だけの集められたクラス。リーダーだった男が去り、クラスはバラバラだった。ある日、彼らの能力が衰えていくという謎の事態が起こり。
コントっぽい仕立て、海外ドラマのようなせりふ回しとか、嫌み、パワー、元気、内向的みたいなキャラクタを並べてのテンションの芝居という印象。コントとも違うのだけれど、実はいい話にしたいのか、と思ったりするアタシです。

■ロロ
お父さんを拾ってきた兄。母親は認めない。 王子で上演した旗揚げ作の一部分を抜き出してリミックスという構成。 前に観たときはどうかなとおもっていなかったのだけど、短いこと、分かりやすい部分だけを抜き出したのが効を奏して、ちょっとおもしろい感じに。

□マーク義理人情が観られなかったのはちょっと後ろ髪引かれつつ。次の予定が迫ったので退出。残念。

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2009.08.17

速報→「ツアー反省会「ジョニー先輩、報告があります!」 」エロメールスライダーズ

2009.8.16 19:30

東京・名古屋・大阪・福岡の「半日本」ツアーから戻って来た瀧川英次と、旅に同行したスタッフたちの道中記トークライブ。3時間ぐらい。

通常の「赤ペン瀧川先生のエロメール添削」のツアーのために、ワゴンに乗って移動した平均年齢33歳の男たち5人の旅行記トークライブ。赤ペン添削のネタ自体は完全に封印しながら、スライド(というよりKeynoteか)と写真と動画での旅行の様子をおもしろおかしく報告する、というスタイル。 面白かったら料理食べられる、という多少のゲーム性は設定されているけれど、基本的にはスライドに沿いながらのフリートーク。

ラブワゴンさながらに(いや、男だけだけど)、車で馬鹿話しながら盛り上がって移動し、車中泊をし、チラシを撒き、FMに売り込みなんてことを盛り上げながら話すネタ多数。ライブを見続けて、福岡まで行ってしまったアタシにはまるで、メーキング特典映像のような楽しさ。もちろん、これ単独で見ると、どっかの男の馬鹿話ってのが面白いのかという問題はあるのだけど、まあ報告会として謳ってるし、むしろトークショー主体のロフトプラスワンでの他のイベントには近い印象。なにより、出演者だけでなく、スタッフたちにも親しみをもって、なんてのはファン心理だよなぁ、これ。また観ちゃおう、またツアーやってくんないかな、とか思ってしまうアタシが居るのです。

自転車キンクリートには「トランクス」という男たちの馬鹿会話が楽しい(実は物語はあまり覚えてないのだけど)一本があるのだけど、それを彷彿とさせるこの男たち。役者である瀧川英次、野口雄介が出るので観たいなぁと思ったり。

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2009.08.15

速報→「赤ペン瀧川先生のエロメール添削スライドショー!VOL.4 HALF JAPAN TOUR!! (福岡)」エロメールスライダーズ

2009.8.13 19:30

俳優の瀧川英次を中心としたトークライブ初の「半日本ツアー最終」は福岡。決して満員とはいかなかったけれど次はきっと、の150分。(福岡のみ?前説的+休憩時間に動画DJつき、)

出会い系サイトに登録している妙な「変ドルネーム」、迷惑エロメールを一行ずつの「エロメール添削」、出会い系サイトに自ら登録して有料でのメッセージを公開する「出会い系サイトログ」。 大きな赤ペン小道具やTシャツ物販もあって、ツアーな感じのプレミアムさも。スタッフが車でラブワゴンよろしく移動するというのも、若い彼らの無茶さ加減がでていてカッコイイ。キャンプ地だらだら語るのを動画配信で見せるというのも、さりげないけれどちょっとすごい。

名古屋大阪がどうだったかは知りませんが、天神の広いライブハウスには少々厳しい人数。エロねたは多数ちりばめられているのだけど、それよりも、瀧川英次という役者のネタライブはますます磨きのかかった感。ツアーという形で短い時間で続けざまにやったことのグループ感がでている感じもあって、あとはこれを継続して各所で続けていけるといいなぁと思うのです。

観客は女性中心。エロ度合いが微妙だったりするところでのいわゆる「引いてしまう」ネタが散見されつつも、緩急をうまくつけてきちんと乗り切ります。テンション芸っぽい感じは多少残るものの、役者がやるバカ芸の語りというのは巧いなぁと思わせます。まあ、それは清水宏も同じなわけですが。

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