2016.01.25

【ライブ】「38mmなぐりーず新春売りつくしライブ PもPも卒業!?ピンチはチャ~ンス♥なんだってばぁぁぁぁ!!!!」

2016.1.17 16:00 [CoRich]

佐山花織とプロデューサー・池田智哉 卒業にあわせたライブ。ライブカフェ弁天。130分。

小劇場の女優たちによるアイドルユニット、というのは色物っぽさは満載だけれど、ちゃんと続けてきていて。着実に曲を増やして思えば遠くへきたもんだという気持ち。曲はともかく女優であることとのバランスは難しいところだし、 三人というコンパクトなユニットになったけれど、確かに小劇場系を含むイベントで曲やMCが欲しいときの小回りが効くという意味で確実に存在感を積み上げてきているなという気はします。 ここからがなかなか難しい正念場だけれど、これだけの曲しかもわりと柔軟にいろんな人数で歌えるように振付のついている曲は確かに財産だろうと思うのです。

  1. 「KANGEKI☆おじさん」
  2. 「38mmなぐりーずのタコ紹介ソング」
  3. 「デートノゲネプロ」
  4. 「イツミノテイスト -It's mean(s) no taste-」
  5. 「うじけの秘密」
  6. 「脚立の上の牛若丸」
  7. メドレー(「親FU-KOOOOO!!」〜「すまいるだいなそー」〜「掟破りの♥I LOVE YOU」)
  8. 「風とともに」(新曲)
  9. 「私を劇場に連れてって。」
  10. 「あなたの好きなシェイクスピア」
  11. 「pink」
  12. 「みくのうた〜行きずりのトマトに大腿四頭筋が疼く」
  13. 「UIROURI」
  14. 「マフラー」
  15. 「打ち上げI miss you」
  16. 「風とともに」(新曲)
  17. 「制服ByeBye」

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2014.10.04

【ライブ】「一億年の歳の差を見せつけてあげましょうか?」ツリメラ

2014.9.30 19:30 [CoRich]

写真付きの詳細なレポートがAllaboutにあります。CoRichに登録されてリンクも置きますが、これはどうひいき目にみても、「舞台芸術」とはちょっと違う気がします。ええ、もちろんアタシはアリーナで楽しみました。

前々回、前回と客席をコントロールしきれなかったという感じはなくなっています。ハコが大きくて段差もちゃんとあってもれなく見やすい劇場ということはプラス。反面、演出に凝りすぎたか、お色直しこと着替えを2回入れた三部構成はややその衣装の凝り方ゆえにちょっと間延びしちゃう感じがあって勿体ない。映画の予告編(クラウドファンディングに応募してDVD届いたのはさっき見終えたので、また改めて。)も、単なる予告編としては少々長くて残念ではあります。その結果かどうか、客席の盛り上がりがややフラットで、アリーナはともかく、後列に対して距離が出てるような感じになってるのも無念。

音楽を使ってどこで稼ぐか、というのはかつてのCDや音楽配信から、楽曲だけなら月極定額で聴き放題の時代に入りつつあります。一方で(演劇を含む)ライブ体験は場所の制約があるものの、イマドキはたいてい、ライブで稼ぐようになってきているようです。ツリメラの強みは一億歳の三人という虚構を観客も信じてどれだけ乗っていくか、という意味でプロレスに近い感覚のライブ体験だと思うのです。楽曲のクオリティはそのままだし、PVなど映像のクオリティも高くなっていますが、ライブ体験でこそ、という気持ちが強くなります。

(追記 2014/10/06) ライブを通して、「愚かな人間どもは豚だけれど、ツリメの女の子は救われる」というコンセプトが明確に。DVDというか映画の方は女たちの抑圧されたことの切っ先鋭い噴出がツリメラの体現ということに。映画の方は一億歳云々はいわない、普通の女の子たちの成長譚になっています。ライブを物語に、映画を物語と現実の中継ぎという位置付けかと思います。プロレス的に楽しむという意味で補強されるのです。

セットリスト

  • SUPERHELL
  • ハッピーサッド侯爵夫人
  • 女王陛下のシークレット・サーヴィス
  • オール・ヌード
  • 東京ハカイツリー
  • ノブレス・オブリージュ
  • ZOKKY Premier
  • セックスと嘘とビデオテープ
  • ピラミッド
  • 氷結
  • アイズワイドシャット
  • (アンコール)SUPERHELL

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2013.10.02

【ライブ】「東京に氷河期が来るって本当ですか?」ツリメラ

2013.9.27 19:30 [CoRich]

小林タクシープロデュース、小劇場の三人の女優で構成される「女王系偶像崇拝ユニット」の2ndライブ。 六本木・morph-tokyo。120分。

いっちさんのサイトのセットリストを拝借。
■ゲスト・ザゴーズ
1.サマーキラーチュンチュン
2.キャッチャーインザ闇
3.春よ行くな
4.生活
■ツリメラ:
1. ZOKKY Premier -ROCK VERSION-
2. 東京ハカイツリー
3. (映像)Ice age is coming
4. 女王陛下のシークレット・サーヴィス
5. ZOKKY Premier -TSURIMELA MIX-
6. 豚に新宿
7.(映像)ツリメ女子
8. ツリメラプロジェクト中間報告会
9. セックスと嘘とビデオテープ
10. エロスの解剖
11. TATTOO
12. アイズ・ワイド・シャット
13. アンコール:女王陛下のシークレット・サーヴィス

ザゴーズ、 悪い芝居自体でもライブを中心にした公演を打っていたりしてかなり本腰をいれてるよう。何せサイトは音楽雑誌な雰囲気満載のインタビュー記事があったり、ライブ映像に歌詞・セットリストが満載。その中の一つ、ザゴーズもまた、 芝居に使われた曲も交えつつ、時にパンク風だったり、時にフォーク調だったりと多彩に楽しく盛り上げるし、対バンとしての厚み。音楽をきちんと語る言葉も知識も持ち合わせていないけれど、歌詞をもうちょっときっちり聴きたい感じもしますが、ライブだけでは無理な相談かとも。

ツリメラ、 おおもとになっているM1に乗って登場、それぞれのキャラクタを目一杯で場を温めます。カタコト外人キャラなGASAGASA(岡田あがさ)、色気過剰に走るKIRAKIRA(葛木英)、お仕置きしなきゃね、と言い放つMUKUMUKU(赤澤ムック)のMCが楽しい。「悪い芝居」の岡田太郎作曲、小林タクシー作詞による新曲のM2、正直聴き慣れないのでまだノリにくい。はよCD(かMP3)を。ザゴーズとのコラボの二曲を経て早々に20分の「お色直し休憩」を宣言(DJ Niwashi a.k.a. DOREI (箱庭円舞曲))
M3の映像は氷河期を思わせる映像とともに。MCで氷河期のことを言ったりするのも楽しい。キラーチューンのM4は実にいい曲なのだけれど、3人のダンサーを従えてのダンスもきっちり、迫力。金属感目一杯な衣装がクールでカッコイイ。物販のMCを挟みつつ、M5はM1とは別mixだけれど、今となってはマキシシングルに入ってるこちらの方が耳馴染みに。M6はなやましい声のナマっぽさ。M7は曲としては「アイズ・ワイド・シャット」ですが、女王様キャラではない、デートっぽさな映像でツリメ女子を応援します、という仕立て、PVを準備中とのクレジット。M8というかトークショー(司会・仗桐安)。パジャマ姿で具合悪さ目一杯で登場したプロデューサー・小林タクシーは点滴姿で4月に余命一年と宣言して悪魔に魂を売ったというこのユニットの枠組みの虚構感をきっちり支えます。ナース姿の清水那保も真っ赤な唇が強烈な印象。ZOKKY時代のリミックスであるM9はラップ調がまた楽しく。メンバー紹介のMCでもういちどキャラクタを補強しつつ、ギリシャ神話を新たにキャラクタに加えて、次回12/28のライブ告知。GASAGASAのMCが実にいい。カバーのM11はちょっと古めの曲なのがまた乗れる感じ。ダンスがいい。キラーチューンM12は曲の軽快さが聞けば聞くほど味わい深い。アンコールM13。

正直にいえば、いわゆる小劇場の役者や観客が中心となるオーディエンス側の緊張感の無いかけ声というか気楽さが、ラグジュアリーさを前面に押したいツリメラのコンセプトに対して、場所をこれだけ奢ったにもかかわらず決してプラスに働いていない感じがあります。もちろん目一杯乗ってる観客を観るのはアタシだって楽しいし、自分だってノリノリなわけで説得力ゼロですが。一歩間違えれば内輪感めいっぱいで、新たな観客に対してのリーチという点で少々不安が残らないでもありません。

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2012.01.29

【ライブ】「達人の(意外に早い) 帰還/吉川忠英のアコギ!な夜。2」

2012.1.25 19:30

松本で畳のあるバー「@ 洋酒店 醇/STRANGE BAR JUN)」での吉川忠英のライブ、二回目。90分。 前回とはレイアウトを変えて、小上がりも客席に、店を横に広く使って、どの客席からも最前列、という感じに。中途半端な時間に到着したアタシは、アーティストの目の前、それこそ膝つきあわせの距離で。

CD未収録の曲もたくさん。セットリストを初めから記録しておけばよかったんですが、途中から。東北に演奏に行った、という話から「三陸少年」、父を亡くしたという話から「Father's fand」、ちょっと切ない「ラブレター」、落語を絡めての「落とし噺」、組曲「ニューシネマパラダイス」、「風に吹かれて」 「流氷と満月」、ホーミーをからめた「草原の音」で構成。

少し語って少し演奏して。定期的に松本を訪れて何カ所かでこういうライブを開催。たぶん、そのなかでもここでのライブはダントツに小さなスペースで、それゆえのアットホーム感と、場所ゆえのアルコールも楽しいのです。

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2011.12.30

速報→「Gaku-GAY-kai 2011」フライングステージ

2011.12.29 18:30 [CoRich]

劇団・フライングステージ名義ですが、芝居とレビューを混ぜ合わせて200分ほど。★。30日まで雑遊。

第一部「贋作・GO」。男として生まれたのに、戦乱を避けるために女として育てられた三姉妹(兄弟)。戦乱の世、翻弄されていく。
第二部「It's Show Time」

  1. 「アイハラミホ。の驚愕!ダイナマイトパワフル歌謡パフォーマンスしょー」
  2. 天辺歌劇場3「香港の黒豚」作・岸田今日子(amazon)
  3. 「女優リーディング『悪女について』」関根信一
  4. 「今年はアタシも、第二部で何かやろうかねえ」エスムラルダ
  5. 「リヴァイタル2」モイラ
  6. 「中森夏奈子のスパンコール・チャイナイトvol.4」西田夏奈子

「贋作・GO」
云わずと知れた大河ドラマ「江」をゲイたちの話に読み替えた贋作版。辻褄のあわないところを「趣向ですから」という一言で片付けつつ、でも90分でわかる「江」という感じなのも楽しい。(いや、実は見てないので)
必ずしも手慣れた役者ばかりではないので、初日だということを差し引いても(で、ホンも最後は前日夜とか)、仕上がっていない感じではあります。明らかに飛んでしまう台詞、段取りなども見えてしまいます。いわゆる 舞台を期待していくと少々不満が残りそうな感じではありましたが、なにせタイトルからして「学芸会(しかもゲイたちの)」ですから その全体のバタバタも含めて楽しむのが吉。人数の多いダンスは圧巻ですが、アタシが入場したのは少し遅かったので、横から見る感じになってしまったのはちょっと残念なのです。

「アイハラミホの〜」わりと豊満を通り越してまん丸な感じの彼女がパワフルに踊る二曲。コミカルでもあって、そのわりにカラダの切れがすごいので見ていてぴしっと決まるのがカッコいい。

「天辺〜」どこまでが原作に忠実なのかわかりませんが、香港で見つけた「豚」に恋してしまった女の話。それがどんどん不幸になっていくような落ちる感じ。

「悪女について」は有吉佐和子の小説で、その中から「その3」と題された部分のリーディング。世間知らずの公家の宝石を換金して成り上がっていく女のことを、その公家の女性からの証言として成立させたものがたり。さすがに関根信一らしく、情感も繊細さが圧巻。

悪夢の、と紹介された「今年はアタシも〜」は、曲をかけつつ踊る下ネタ2本で構成。女性客も多いので気を遣いつつも、そのパフォーマンスに、女性の声を中心に盛り上がる客席。この密室、秘密な感じがたのしい。

「リヴァイタル」は美しいパフォーマンス。少し長い感はあります。

「中森夏奈子〜」は中森明菜風だけど、彼女の曲ではない二曲。 しっかりと中森明菜の歌い口になってるのが楽しくもりあがります。

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2011.12.27

速報→「お披露目ライブ」38mmなぐりーず

2011.12.25 19:00 [CoRich]

「小劇場発のアイドルユニット」で一般の観客にリーチしたいのだというプロデューサーの心意気。お披露目ライブは、小劇場の作家に作詞を依頼したオリジナル曲4曲と、コント2本という構成で70分。握手会を設定しています。25日までシアターミラクル。

AKB、モーニング娘。はおろか、世代的にはばっちりのはずの、おにゃんこクラブもオールナイターズも、実は全くはまっていないアタシです。アイドルを観る文法も作法もわからないので、これが果たしてアイドルのパロディとして成立しているのか、あるいは当パンにあるとおりに今はマイナーだけどガチでアイドルとして成立させて普段、劇場に来ない観客にリーチしようとしているのか、ということは正直わかりません。

曲は小劇場の作家が書いたオリジナルになっています。

上野友之(劇団競泳水着)の「マフラー」は純粋に女性アイドルが歌いそうな詞をキャッチーな曲に。詩を読む限りは、もっとバラード調になりそうなところを、アップテンポにした理由がよくわからなかったりはします。今回の4曲の中では、唯一、小劇場に絡んだ内容ではないので、そういう意味ではほかの曲に比べて印象に残りづらいのはもったいない。

ハセガワアユム(MU)の「私を劇場につれてって。」は、ポップで耳に残り、口ずさんでしまいそうな曲調が印象的。東京の劇場をさまざまに織り込んだ詩は、劇場への愛に溢れていて、聴いてて涙出ちゃいそうになるいい詩なのに、はやりなのか、Perfume調のボーカル(いや、音楽のことほんとにわからないので、これが正しい表現かどうかはわからないのだけど)それを聴きづらくしてるのはもったいない気がします。あらかじめ詩を読んでおくべきなんだろうけど、これなら字幕とか映像が何かあると合いそうだよなぁと思います。

「外郎売」は役者の発声を鍛えるために使われてる早口言葉のようなもの、それを曲に乗せるという試み。といっても、芝居をしたことがないアタシはほぼ何を云っているかわからないのが残念。これこそ字幕があれば生きてくる感じがします。あるいはFlash職人の出番か。もっとも、確かにこれは小劇場ゆえで、ほかからの参入障壁が高いという意味ではうまい題材を見つけたなとは思います。一般にリーチするためには、これをわけわからない早口言葉だと、観客に思わせない工夫が必要ではないかという気がします。

谷賢一(DULL-COLOERD POP)による「KANGEKI☆おじさん」小劇場界隈で確かに多いアタシも含めた中年以上のおやじたち、女優を出待ちしたり差し入れしたりというのは確かに日常の風景だったりします。それに「観劇おじさん」という言葉を与えたのは誰かはわからないけれど、揶揄と少しばかりの感謝をめいっぱいに詰め込んで詩として立ち上げた作家は大したものだし、少々コミカルさ(つまり志村けんの「変なオジサン」だ)を交えた振りをきっちり作り込んだのはさすがに二階堂瞳子(バナナ学園純情乙女組)で、キラーチューンになってる一本。もっとも、その当のオジサンなアタシは喜ぶとしても、誰得なんだ、という気がしないでもありませんが。

こうなれば物販(CDでもいいけれど、アタシとしてはIPhoneやUSBにコピー貰う方が嬉しいです。その場でお金払いますからw(帰り道で聴きたいので)してもらいたいなぁと思います。

コントも凄い布陣です。
オカヨウヘイ(PLAT-formance)による「英会話学校」はどうみてもちゃんと授業してない英会話学校の授業風景。少々無理矢理な感じはしますが、ホワイトボードで綺麗にまとめた感じだけど、PLAT-formanceのポテンシャルならこの何倍も、という想いは残ります。

富坂友(アガリスクエンターテイメント)による「境界線」は三流アイドルと、それをやめて次のステップに進んだ元アイドルの会話劇というちょっと無理矢理感漂う設定だけれど、それはアイドルに限らなくて、小劇場の女優自身にだって、あるいは指標は違うけれど、会社に残るとか会社辞めて次のステップに、なんていう対立軸っぽくてこれはこれで見応えがありますが、もうすこしコンパクトに成立させられそうな気はします。

アイドルの見方の教養のないアタシです。ほぼ知り合いではない女優たちの歌い踊る姿の見目麗しい眼福(白シャツ、黒スカートってのは巧い気がする)はともかくあるとしても、どこを観るかということの難しさがあります。小劇場の観客としてのM2,M3,M4は確かにおもしろいと思いますが、当日パンフでプロデューサーの語る「小劇場を観ない一般の観客へのリーチ」が冗談ではなく本気ならば、これはサブとして残すべきなのであって、ともかくいちおうアイドルとして成立させることを目指さないと、コアな小劇場フリーク(しかも観劇おじさん)のリピートに頼る、というあまり望ましくない方向にいってしまうのではないか、という気がしてならないのです。いや、それはそれでアタシは楽しいからそれでいいのですが。

あるいは、これなら曲も歌詞もあらかじめ公開しておくべきなのでしょう。そもそも聞き取りづらい歌詞もあるわけで、これはむしろ予習を促すほうが良さそうな気がします。

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2011.11.16

速報→吉川忠英ライブ「ギターと落語の夜」

2011.11.15 19:00

あたしは初見です。よく行く店の店主二人の大プッシュ、しかも平日でいけそうなところなら行くしかありません。90分。洋酒店醇にて。[Official Site]

15人も入ればいっぱいになるバー、なぜか畳敷きの小上がりがあって、そこに椅子を置いてアコースティックギターだけでの勝負。のんびり酒を呑んだりもして、ゆるゆるとした語りをとりまぜながら。タイトルにある「落語」はじっさいのところ前日の別会場の出来がイマイチと云いながら「落し話」というアルバム中の曲に差し替えた格好になっていました。

Profileをみればそうそうたるアーティストのレコーディングやコンサートに参加。40代のあたしにヒットする懐かしめのチューンと、オリジナル曲をとりまぜて。

草原の歌と題した一曲はホーミー(のどうた)を混ぜての曲。EPOのコンサートに時々参加する嵯峨治彦を思い出したと問いかければ、彼から習ったのだといいます。曲の雰囲気もちょっと似ていたりして。あるいは、落語の会で毎年新作を書いてもらうという作家が劇団Turboの座付きだというのも、まったく個人的なことだけれどなにか近い感じを受けるのです。

気負わずに気楽に、しかしこの小さな空間で圧倒的なギター、音楽の力を感じるコンパクトなライブなのです。信州近辺での小規模なライブが多いので、また機会を見つけて聴きたいと思うのです。

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2009.11.08

【イベント】「赤ペン瀧川先生のエロメール添削 DVD発売 タワーレコードインストアライブ」

2009.11.7 18:00

瀧川英次の続けるライブ、そのDVD発売を記念した、なんとタワレコでのライブ。女性雑誌の前でスライドを見せながらチンコチンコ云いまくるというアウェイ感一杯。それでも代々木のドコモビルを背景にした見目もちょっといいし徐々に盛り上がる。タワレコという場所を生かしたJ-POP歌詞を添削するというネタは次への予感へ。

サイン貰えるイベント整理券持っていたにもかかわらず、次の予定があって貰えなかったのは残念すぎる。

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2009.07.09

【ライブ】「AQUA NOME」EPO

2009.7.8 19:00

EPO ( 1, 2, 3, 4, 5) が10年に渡って活動してきたライブユニット、「AQUA NOME」のアルバム発売を記念しての2日間。130分ほど。

ほぼ満員。 円形の劇場。天井を照らす青い光は、金魚鉢かグラスの水の中から、水面を見上げているようで美しい。 中央に四角のステージ。囲んでミュージシャンたち。アルバムを構成する彼らは、中央のEPOを囲むように。特設サイトと同じ雰囲気、パーマ、黒いルーズなワンピース風(どういうの、こういう服)。暴騰はアルバムからの曲を中心に5曲続けて。あちこちに体を向け、全方位に気を配り。

懐かしい曲、ポップな曲を挟みながら(EPO原理主義、なんて言葉で笑いをとりつつ)を喜んで歌ってしまうアタシなのだけど、もちろん曲名はわからないままでもAQUA NOMEの曲もそれなりには聴き続けていればそれなりに耳馴染みにもなってきて、全編楽しい。

それなりに有名曲もあるけれど、こんなにも予習ができない曲ばかり、しかも落差は激しいし、朗読まで混じったり。すべてが彼女だということはアタシはよく知っているけれど、初めて観た人はどう感じたかしらん、と思ったり思わなかったり。

  1. DANCE
  2. AQUA NOME
  3. NOAH
  4. サイレントソング
  5. 100gの金と綿
    (MC)AQUA NOMEのこと。MANDA-LAからとか、40歳になったからからとか。いろんな体験は自分のもの、元気な曲も今は愛おしい。
  6. 私について
  7. でも生きている
    (MC)来年が30周年で。どれが欠けても私ではない。昔の曲も込みで短冊でリクエストを。
  8. DOWN TOWN
  9. 音楽のような風
  10. 土曜の夜はパラダイス
  11. M
    (MC)eponica Recordのこと。ポップも大人の音楽も同じ会社の中にいろんな柱があった昔のレコード会社。そんなことをここでやってみたい。
  12. それでも私は生まれてみたい
  13. どうしてかしら
    (MC)いろんな垣根を越えてやっていけるこのユニットでできること、その一つがMusic&Drama
  14. 創作童話「光になった馬」(朗読・宮川雅彦 )
  15. たったひとつの
  16. 創作童話(題名不明)(水惑星、奇跡とか)
  17. キミとボク
  18. (アンコール1)う・ふ・ふ・ふ
  19. (アンコール2)Glory

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2009.01.04

【ライブ】「『おはぎライブvol.1』~姫始め~」バナナ学園純情乙女組

2009.1.4 16:00

バナナ学園純情乙女組が芝居後に上演するライブユニット、初めての独立ライブ。6曲、40分ほど。dress akiba hall。アタシは初見です。4日一日限り。

5人のメンバーのうち、他公演の稽古中という菊池佳南をのぞく4人(二階堂瞳子、加藤真砂美、前園あかり、野田裕貴)で構成。チェックのセーラー服風のコスチューム。

狭い舞台を踊りまくり、歌いまくり、暴れまくり。オリジナル曲っぽいものを交えつつ、ナツメロ風、アニメ曲風のメドレーなどさまざま。

正直にいえば、1500円のクオリティーに達しているかというと微妙なところではあるのです。この狭い舞台で踊るといっても決められるほどの広さはないし、訓練されきったという感じではありません。ノープランとまではいかなくても。カラオケボックスで暴れて踊る若い人たち、のような感じ。それでも、ちゃんとエッジな感じはあって、ちょっと見守ることにしますか、と思うのです。

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