【芝居】「gaku-GAY-kai 2025 贋作・真面目が肝心」フライングステージ
2025.12.30 14:00 [CoRich]
フライングステージの年末企画公演。前半は「真面目が肝心」を、後半はいつものようにショー形式で。180分、休憩15分。12月29日・30日の2日間の公演。雑遊。
古今東西の物語に彼らのアイデンティティーであるゲイの立場の人を絡めて描く「贋作」シリーズ。「真面目が肝心」じたい初めて拝見するワタシです。
ロンドンに住んでいるという弟をでっち上げて面倒をみるためといって田舎からロンドンを訪れて自由な暮らしをしているが、地元では立派な紳士として暮らしている。もう一人、ロンドンに住む男は田舎に住む身体の弱い住人をでっち上げて、ときどき都会の生活から逃げている。 それぞれの出自や正体を隠して、存在しないもうひとりをでっちあげたりなりすましたりしながら。なかなかに込み入った物語ではあるけれど、「こうあるべきとされる」姿から離れた立場を考えること、それになりかわることという二面性を持った登場人物たち。もともとの物語は女装やゲイを扱ったものではないけれど、その二面性を持った生き方はゲイという立場で短くはない時代を生き抜いてきたこの劇団の人々に重なり合うのです。もっとも、贋作シリーズ特有の茶目っ気をもって女装やゲイを盛り込んだりするというのもまたこのシリーズの楽しさでもあるのですが。
ヒロインともいうべきふたり、グウェンドレンを演じたエスムラルダとセシリーを演じたモイラの二人のある種の迫力。 アーネストを演じた石坂純、アルジャーノンを演じたとつかおさむは二面性をもって暮らす男ふたり、嘘を抱えて日常を送る男という説得力。
後半の第二部は華やかにさまざまに。
「佐藤 達のかみしばい 僕の話をきいてください」 は、転校生エイルエリへの思い、いつもの通りにほっこり優しく。
「ドラァグクィーン ストーリータイム」 関根信一のリーディング、はハンセン病患者である船城稔美の詩集から。
「水月モニカのクイアリーディング」
「ふんわり小夜子ショウ リヴァイタル:レシタル」
「ジオラママンボガールズの明鏡止水」 楽曲に合わせて無言のパジャマ姿で踊るというフォーマット、どんな曲でも、歌詞とリンクして亡くても楽しい。
「中森夏奈子のスパンコール・チャイナイト vol.16」もいつも通りに楽しく。なぜか、蛍の光。
「今年もアタシ、第二部で何かやろうかねえ」 エスムラルダでマンボで楽しく閉幕。
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