【芝居】「堕落した夢はしばらく見ない」Cannibal (ex. 空想≠カニバル)
2025.10.11 19:30 [CoRich]
長野市の劇団で継続的にまつもと演劇祭に出ているカニバル。信濃ギャラリーはもう、もう一つのホームといってもいい60分。
南の島の研究施設に新人二人が赴任してくる。資料の整理を依頼されるが、特定の分野の資料が見当たらないことに気付く。敷地内には使われていない旧館があり、そこでは昔の記憶らしいものを感じる。広い森には大きな獣が居るようだが確認されていない。台風が近づいてくる。
膨大な音と派手な照明をベースに、そう広くはない信濃ギャラリーをクラブのように使って語られる物語は謎解きであったり、自然への畏怖であったり、AIとの対話であったりと多岐にわたります。リズムに乗ったセリフに大量の情報をポップに詰め込んで語られるのは、それだけ語りたいことが濃密にある作家の想いだと思うのです。
A4二枚に渡る膨大な謝辞とセルフライナーノーツには「自覚的に厨二病」と自虐的だったりするけれど、紙に印刷されたあらすじや謝辞にも作家の想いが溢れます。物語で語られる 近代生態学の父、チャールズエルトンの、「相応しい食べ物を十分にみつける最重要課題」(麻布大学いのちの博物館) なんてことを調べられたりするのも、楽しみだったりします。
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