【芝居】「LAST BLUES」泡沫虹色おじサンズ
2025.10.12 16:30 [CoRich]
大町の一人劇団だそうです。今作はオジサン二人の50分。上土シネマ。
日付が変わり閉店間近のバー。顔見知りらしい一人の客が訪れる。長く会っていなかったマスターの父親らしい。 ビールを酌み交わし父親は機嫌がいいが、マスターは打ち解けられない。仕事ばかりで家庭を顧みなかった父親を許せていない。 マスターも今は結婚し、小さな子どもがいる。店の片隅にギターがあるのを父親は見つける。
カウンターを挟んで父と息子の人情話の一本。仕掛けはシンプルだけれど、家庭を顧みなかった父親とロックスターになると家を出た息子の久々の二人きりの再会。 ロックスターの夢を諦め結婚して子どもが出来て親となった息子が父親に寄り添えるようになっているかもしれない、という二人の距離感の絶妙。 物語としてみればわりと自由人だった父親と、夢を諦めた息子がわかり合えるようになるのは少々強引な気がしないでもないのだけれど、 親子だった時間が確実にあって、その流れが現在のここにも流れていることをきちんと感じさせる強い説得力。若くはない二人の役者は、ふざけてみたり心をぶつけてみたりと間合いが絶妙で 年齢を重ねたゆえに醸し出されるものが確かにそこにあるのです。
弾き語りを売りにするだけあって、ギターも効果的なのです。
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