【芝居】「星空のジュリエット07」ゆきんこ劇場 (#まつもと演劇祭)
2025.10.11 14:30 [CoRich]
小上がりのある劇場で、幻想的だったりする55分。
老婆たちがあつまっている。どうもジュリエット(たち)らしい。そこへイタリアから戻ってきた女。
いわゆるロミジュリをベースにしながら、時に2025年の老婆たち、時にどこかの軍隊の会話を挟みながら進みます。ロミオを想い続けるジュリエット(たち)。英語でパロディシアターであると挟みつつ、ロミジュリのあらすじを日本語でも説明したりと、インスタレーションな印象の一本。正直に云えば、分析的に観ようとするとなかなか一筋縄ではいかない感じです。衣装など見た目はアングラ演劇的なものだけれど、芝居の印象はずいぶんポップ。そういうコラージュに身を預けるのもまた心地いい。
台詞を書いてある紙皿を演出家が舞台に向かって飛ばして、役者がそれを拾って読むというのは、ちょっと楽しい。観客にも投げさせたりして、一体になるのです。
白状すると、土曜昼の回を見る前に缶ビール開けたりしてしまい、心地よく寝てしまったあたしです。組み換えて日曜の昼も観られてよかったと安堵するのですw。
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