【芝居】「葉山より愛をこめて」ケーキを海底のポストへ投函
2025.7.13 16:00 [CoRich]
劇団Q+系を発祥とする劇団のようで、ワタシは初見です。7月13日まで、神奈川県立青少年センタースタジオHIKARI。110分。
生きる意欲を無くして意気消沈している男、妻からの葉山に来てほしいという電話を受ける。男は車好きで出入りしていた整備工場に車を久しぶりに持っていって整備して貰おうとするが、黒ずくめの三人組に追われ、技能実習生の整備工とともにクルマで追われながら葉山に向かう。
妻はなぜか馬鹿でかいスマホを買っていた。妻は亡くなっているはずなのだが、電話はかかってくる。
「参考作品」に「今度は愛妻家」を上げているので、もうその時点で亡くした妻を追い求める男の話、ではあるのだけれど、そこに怪しげな黒ずくめからカーチェイスだったり、宇宙人的なものとの対決やAI的なものの登場などの「少し不思議」(SF)要素があったり、埼玉から横浜、大船、葉山へと移ろっていくロードムービー風だったりとエンタメ要素が目一杯詰め込まれた二時間弱なのです。
クルマの描写がヤケに解像度高い割に、唐突とも思えるほど、警察官、自動車整備工、技能実習生の監理団体なる怪しげな人々や、三代続く金持ちなお得意様など、登場人物の解像度が少々荒かったりというムラはあって、物語要素がやたらに詰め込まれてると感じないことはないのだけれど、回想シーンなどはあるにせよ基本的には一直線に進む物語は、ある種の若さというか疾走感のようなものがあって飽きさせないのです。
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