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2025.05.10

【芝居】「寿歌」いいいのいー

2025.4.11 15:00 [CoRich]

1979年初演の名作戯曲と呼ばれるものの一つ。私は 96年のプロジェクトナビ版99年のブリキの自発団版04年の横浜演劇計画版 を観ていて、20年ぶり。80分ほど。平均年齢70歳のキャストで、4月13日までアトリエ第Q藝術。

ゲサク(戯作)という名の男、キョウコ(狂言)という名の少女が核戦争後の地球をリヤカーに道具を乗せつつ旅をしていて、そこに出逢ったヤスオ(耶蘇)という名のエルサレムへ向かっている男と出会い、しばらく一緒に旅をして、別れる、という物語。これを平均70歳のキャスト3名で上演ということ自体が新しいのだけど、映像ではありえなくても、芝居なら少女も青年を出来てしまうというのは判っていても改めてビックリするのです。

やはり私にとっては初めて観た湘南台文化センターでの上演の印象が強烈で、広い空間に降り注ぐ「雪」の美しさには、及ばないのは正直なところ。それは芝居にかけられるお金(時代も)が違うプロダクションの違いということなのだけど今作、その人物の部分をギュッとズームアップして観ている感じで、全体が「寄り」の芝居であることによって、人が激減してしまった世界の中で、しかしそこにも営みがあることがより強調されていて、その分、物語が濃密になったともいえるわけで、これはこれでなかなか味わい深いなぁと思ったりするのです。

ゲサクを演じた井村昂はしっかり者でちょっとスマートな雰囲気。キョウコを演じた伊東由美子は幼さすら感じさせる中性的な感じ。ヤスケを演じた猪股俊明は飄々としてどこかこの世のものではない雰囲気すら。

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