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2025.04.07

【芝居】「ここは住むとこではありません」TEAM FLY FLAT

2025.3.20 18:00 [CoRich]

役者の大石ヨウコと、つついきえによるユニットの旗揚げ。屋代秀樹の作演で100分。3月23日まで雑遊。

借金の挙げ句、ヤクザの持っている事故物件の住人が訴える幽霊の除霊をすることになった霊媒師。幽霊が取り憑いているという男はシャブ中だが、商売はうまくいっていて女も寄り添っている。事故物件に住んでいる男は、隣に住む女と互いに気になっている。そのアパートには若い男女が引っ越してくる。

オカルトとアウトローをコミカルに、という感じで進みながら賃貸住宅をシノギにするヤクザを中心に進む物語から終盤で恋愛の物語。 当日パンフによれば、プロデューサーからの恋とコメディというオーダーに対して作演が好みのオカルトとアウトローを混ぜ込んだ、のだそう。なるほど、その通りの仕上がりで、どう考えても無茶振りなバラバラな要素を半ば力技でねじ伏せて物語にしているといってもいいぐらいなのに、不思議と軽く、気楽に楽しめるのです。

ヤクザを演じた浅倉洋介はイキがって見せているのにどこかいいひとな感じで真ん中の安定感。引っ越してきたカップルを演じた森田亘と鈴木明日歌は実家でも近所だったのに駆け落ち同然で来たけれど、結局はという小さなストーリーをキチンとふたりで。占い師を演じた、つついきえは最初こそ語り部だけれど、やがて巻き込まれ困って、ときどき真実を言い当てるのも安定。事故物件に住んでいる男を演じた瓜竜健司は真面目に生きてきて、しかし喪失感でここにの細やかに。「お隣さん」を演じた大石ヨウコは永遠の乙女の雰囲気が可愛らしい。
チャブ中の男を演じた柘植裕士、キチガイから入って段々マトモになるという脚本の流れはあるにせよ、この2時間弱でその勾配を説得力で演じる力。

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