【芝居】「gaku-GAY-kai 2024 贋作・桜の園」フライングステージ
2024.12.29 18:30 [CoRich]
年末恒例の企画公演。休憩20分を挟み200分。12月30日まで新宿スターフィールド(旧タイニイアリス)。
第一部「桜の園」
広大な土地を持つ女装二人がただ没落していくまま暮らしている。それを気の毒に思い、土地を貸して経済的にまわるようにしようと商人が手を差し伸べるが、それを認めず、ただ没落していく。
第二部:
- 「アイハラミホ。の驚愕!ダイナマイトパワフル歌謡パフォーマンスしょー」アイハラミホ。
- 「佐藤 達のかみしばい 僕の話をきいてください」 佐藤 達
- 「水月モニカのクイアリーディング」 水月モニカ
- 「ドラァグクィーン ストーリータイム」 関根信一
- 「ふんわり小夜子ショウ リヴァイタル:レシタル」 モイラ
- 「ジオラママンボガールズの明鏡止水」 ジオラママンボガールズ
- 「中森夏奈子のスパンコール・チャイナイト vol.16」 中森夏奈子
- 「今年もアタシ、第二部で何かやろうかねえ」 エスムラルダ
「桜の園」は、何回かは観ているのに( 1, 2) 例によってストーリーを相変わらず覚えてないワタシです。 新宿とゲイタウンという土地に合わせて、地下鉄が通るから地下が上がるとか、あるいは終幕、眺めていた森が新宿御苑になり、残り半分が二丁目のゲイタウンになる、という落とし込みの嘘が優しく、楽しい。
第二部のショーはいつも通りの華やかなラインナップ。
「アイハラミホ。の驚愕!ダイナマイトパワフル歌謡パフォーマンスしょー」のパワフルなダンス、オリジナル曲「静岡の激しいミカン 」も楽しく。
「佐藤 達のかみしばい 僕の話をきいてください」 は、いつもの通りにほっこり優しく。クロスカントリースキーで置いて行かれるところから暴れん坊将軍登場が出てきたり、お母さんのカレーの話からついにしずちゃんが初登場で嬉しい。
「水月モニカのクイアリーディング」は、岩に毎年訪れる小鳥(たち)から、緑が作られていく壮大な物語。
「ドラァグクィーン ストーリータイム」 は、我が輩は猫であるの中巻の前書き、正岡子規への手紙(青空文庫)、奥行きのある一編。
「ふんわり小夜子ショウ リヴァイタル:レシタル」 は、和服姿で艶やかに。歌を歌うのは初めてかしらと思ったり。
「ジオラママンボガールズの明鏡止水」は、パジャマ姿の二人、片方がほぼ動かないというのはちょっと新鮮。
「中森夏奈子のスパンコール・チャイナイト vol.16」 は、いままではほぼ愚痴+カバー曲みたいな感じだったけれど、活躍した2024年、ピアノ生演奏をつけて王道に。なんか嬉しい。
「今年もアタシ、第二部で何かやろうかねえ」 で「エスムラルダでマンボ」で年越しの気分満点で。
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