【芝居】「そろそろダンス。」キルハトッテ
2024.3.16 18:00 [CoRich]
佐藤佐吉演劇祭は観たことない劇団ばかり、ここも初見です。90分ほど。3月17日まで王子小劇場。
アイドルの卒業コンサート前、卒業のスピーチを練習している。楽屋に友人夫婦や、なぜか子供の頃の友だちがランドセル背負ってきている。こうならなかった自分を体験したりする。
アイドルの自室もしくは楽屋のような雰囲気のピンクの部屋。 アイドルの自分を起点に、友達や子供のころの友達が出てくる序盤からしてファンタジーなのです。 何かの選択によって人生が枝分かれしていく「可能性」をたくさん夢想するのは若い(かどうか知らないけれど)作家が見えている世界。 大学の友人が自分の母になったり、友人の夫が小学校の頃の友達と結婚するようになったり、あるいはアイドルになることではなく恋人を選びアイドルになる未来だったり、アイドルにはなりたくて事務所に入ったけれど金だけ取られて引きこもった未来だったり。後者の物語は陰鬱な感じだけれど、扉を開いて外に出てくという卒業、もしくは未来への意気揚々な希望をきっちりな終幕なのです。
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