【芝居】「安心して狂いなさい」中野坂上デーモンズ
2022.4.24 17:00 [CoRich]
ワタシ的に佐藤佐吉演劇祭のラストを飾る一本。100分、北とぴあ・ペガサスホール
没入感が売りのメタバース。システムの不具合でログアウト出来なくなっていて混乱している。この世界の「住人」たちは不安を抱えながらもシステムの復帰を待っている。開発者やシステムオペレーターなども混じり合って。
沢山の人々が出入りするオンラインコミュニティ、ログアウト出来ないというファンタジー設定(そりゃ、端末の電源切ればいいじゃんと思いがちなワタシ)で混乱したり、混乱しないでぼんやりしたり何かを成し遂げようとする人々。イマドキの芝居でそうそうできない雑踏というかパーティ会場のような雰囲気はちょっと懐かしい感じも。舞台はロビーぐらいの広さの場所に、出捌けの口が多数。多くの人が入り乱れての賑わい感をきっちり。正直に云えば、ワタシの加齢が人々の顔認識能力を低下させているせいか、このアバターの人々が単にシステムのバグの結果そうなっているのか、あるいは単に現実でも変な人なのかが解りづらい気はするのです。が、賑わいのワチャワチャな雰囲気の楽しさ。
物語らしいものはあまり読み取れず、多くの人々が交錯する場を描くことが今作の魅力なのだと思います。ぼんやり見ていると、あれ、この人がこっちに仲良しだったりとかがそこかしこに。わりと記憶力がザルなワタシ、時間が経てばさっぱりと忘れちゃうんだけどw。
終演後暫く経ってから公開された(ですよね、どっかに書いてあったのかしら) 相関図を見ればああそうだと断片を思い出したりします。でもこれ、ライブで観てるんだから、観客としてはその場で読み取りたいけど出来なかったワタシです。
終幕ちかく、頭の中にだけ居る人のモチーフがとてもよい。それは入れ子になってマトリョーシカな感じ。ああそうだ、第三舞台「朝日のような夕日を連れて」を思い出したりするワタシです。
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