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2021.02.10

2020年は43本でした。

12月の芝居の感想を2月までかかって書いてます。それほど、日常から芝居が抜けてしまった日々です。

ここ数年減り続けてましたが、2020年に劇場で観たのはわずか二桁、平均すると週一本にも満たずに終わりました。年が明けても、実はまだ劇場で観てません。まあ、ぼちぼちと思いますが、正直、観たことの無い劇団はさまざまな対策が推し量れないので今しばらくは伺えない感じ。観たことのある劇団、劇場を選んで行こうかな、と。

配信で拝見したのは19本でした。感想はほとんど書けてないのでタイトルだけ。

  1. 4/12「ラグランジュ・ブランチ」あひるなんちゃら
  2. 4/14「彼の地」KAKUTA
  3. 4/19「未開の劇場オンライン」
  4. 5/2「親しき中にも恋せよ淑女」
  5. 5/8「12人の優しい日本人」
  6. 5/10「駈込み訴え」スタジオソルト
  7. 5/31「ロマンランタン」日本のラジオ
  8. 6/6「笑いの太字」おおわだのむら
  9. 6/6「12人のおかしな大阪人」
  10. 7/18「シーナさん、吉田戯曲賞ノミネートされたってよ」スタジオソルト
  11. 9/4「量子力学」あひるなんちゃら
  12. 9/6「IN HER TWENTIES 2020」TOKYO PLAYERS COLLECTION
  13. 9/12「家じまい」月イチリーディング
  14. 9/26「あういろいろ」桃唄309, だるめしあん (2プログラム)
  15. 10/10「ストロング」月いtリーディング
  16. 11/7「ゆくゆく」月いちリーディング
  17. 12/12「最後に歩く道」TOKYOハンバーグ
  18. 12/26「2メートル』スタジオソルト
いわゆるZoom演劇、舞台を撮影してのライブ配信、あるいは録画しての配信などさまざま。Zoom演劇の制約の中でも部屋ではなく街の中に出ていった「シーナさん〜」は巧みで印象的でした。

映画は6本。ワタシにしてはこれでも多くて。

  1. 1/6 「ロングショット」
  2. 1/19「さよならテレビ」
  3. 8/1 「君はなぜ総理大臣になれないのか」(配信)
  4. 8/30「ブックマート」
  5. 9/21 「テネット」
  6. 10/1「GENERAL MAGIC」(配信)

おもいのほかテレビやnetflixのドラマは熱心に観ました(これでも)。「コブラ会」(netflix)、「MIU404」「半沢直樹」(TBS)、「コタキ兄弟と四苦八苦」(テレ東)

まあ、ぼちぼち劇場通いも再開します。

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2021.02.09

【芝居】「gaku-GAY-kai 2020 贋作・十二夜」フライングステージ

2020.12.29 18:30 [CoRich]

年末恒例のイベント。第一部「贋作・十二夜」と第二部のバラエティ溢れるショー。全体で150分。休憩10分。感染防止を徹底するよう、人数を絞り、きっちり時間をコントロール。舞台もごくシンプルに。さすがに客席もぎっちりにはならず。年末の風物詩にしているワタシです。動画も無料公開されています。

「贋作・十二夜」は、 靖国通り沿いの砂浜にたどり着いたりと新宿近辺という舞台設定は最近の傾向。もともと男装などジェンダーの入れ替わりがある物語で、それをゲイの役者が女性を演じ、さらに男装をしたりという「捻れ」が楽しく機能しています。男装した妹を演じたモイラと、その主人が恋い焦がれる女を演じたエスムラルダが初めて出逢うシーンがとてもいいのです。主人の心を伝えるために「演じる」や役者が役を「演じる」をメタに重ね合わせるのはおそらく原作からある力。

第二部は、コールアンドレスポンスを封印。

  1. 「アイハラミホ。の驚愕!ダイナマイトパワフル歌謡パフォーマンスしょー」勢いのいい祝祭感あふれるオープニング。
  2. 「佐藤 達のかみしばい 僕の話をきいてください」自転車の鍵を拾ってあげられない昨今、森の熊さんはおいかけて、がほっこりした絵柄にマッチするいつもの。
  3. 「水月モニカのクイアリーディング」幸福の女装、と題して。日本のバス停という場所は変えてるけれど、オスカー・ワイルドのあれ。
  4. 「ドラァグクィーン ストーリータイム」(関根信一)絵本「ねこのジョン
  5. 「小夜子なりきりショウ リヴァイタル:ディーズィエム」(モイラ) 第一部とはうってかわっての和装で長髪も美しく。
  6. 「ジオラママンボガールズ オンステージ」空調服で膨らむ宇宙人を背負う新たな趣向が楽しい。
  7. 「中森夏奈子のスパンコール・チャイナイト vol.12」まさかのあの事件に踏み込み、死体になったワタシ、の歌を。
  8. 「今年もアタシ、第二部で何かやろうかねえ」(エスムラルダ)いくつかの出し物をして、いつもの最後の曲「エスムラルダでマンボ」、観客の歓声を封じ、心の中の、あるいは手のひらを前に向けて前後に振るような、コールアンドレスポンス。

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