【芝居】「gaku-GAY-kai 2018 贋作・冬物語」フライングステージ
2018.12.29 19:30 [CoRich]
30日までシアターミラクル。休憩を挟み二部構成、220分。
異性愛とゲイが川を隔てて住む歌舞伎町と新宿二丁目。二人の王は幼なじみだったが、二丁目の王は妻の歌舞伎町の王との浮気を疑い、毒殺を企てるが歌舞伎町の王は脱出に成功するが、妻を牢獄に入れてしまう。妻は王女を宿しているが、二丁目の王は国外に捨ててくるように命じるが、幼い王女は羊飼いに拾われる。二丁目の王は神のお告げにより浮気は誤解だったことを知るが既に遅い。
16年後、王女は成長し歌舞伎町の王子と身分違いの恋に落ちるが、歌舞伎町の王は許さず、若い二人は二丁目に逃げ延びるが、二丁目の王はその女が自分の娘であることを知る。死んだと思った王妃も生き延びていたことがわかる。第一部「贋作・冬物語」
第二部・
- 「アイハラミホ。の驚愕!ダイナマイトパワフル歌謡パフォーマンスしょー」アイハラミホ。
- 「佐藤 達のかみしばい 僕の話をきいてください」佐藤 達
- 「朗読『水月モニカの百合物語』」水月モニカ
- 「ドラァグクィーン ストーリータイム」関根信一
- 「おっさんずライブ」芳賀隆宏
- 「防弾エプロン 2018」西山水木
- 「小夜子なりきりショウ リヴァイタル:リュネール」モイラ
- 「ジオラママンボガールズの人生」ジオラママンボガールズ
- 「中森夏奈子のスパンコール・チャイナイト vol.10」中森夏奈子
- 「今年もアタシ、第二部で何かやろうかねえ」エスムラルダ
がっつり物語の第一部。 実はシェイクスピアの冬物語未見のワタシ、年末のお祭り企画らしく華やかで笑いもまぶしつつ、ネットで探した原作のあらすじを読むと、思いのほか忠実で物語としての見応えがしっかり盛り込まれていることが判ります。 ゲイや風俗街をめぐる枠組みは新宿という場所をホームにするかれらの実感を伴っているのか、毎年なんらかのモチーフに。今作では物語の枠組みとなる二つの国を模しています。ことしはそれほど強く何でも同性愛に落とし込むようなことはないけれど、まあ自然に男同士が夫婦だったりはするので、それはごく自然なものとして物語に取り込まれている、ということかもしれません。
物語に加えて、ダンスや当て振りなども多く、2時間弱に濃密に詰め込まれたあれこれがお祭りらしく楽しい。 良く知られた曲のアゲアゲなテンポも繁華街らしく盛り上がります。
多彩なゲストが短い出し物をする第二部も年末企画のお楽しみ。歌謡ショーありダンスあり紙芝居ありライブあり、リーディングありと盛りだくさん。あんまり考えずに年末の観劇納めにするのがここ数年のワタシなのです。 「ダイナマイトパワフル」な歌謡ショーに笑い、「紙芝居」の素朴さにほっこりし、「ジオラママンボガールズ」の昭和歌謡のネタに驚き、「中森夏奈子」の明菜ネタを応援し、「エスムラルダでマンボ」で締める楽しさ。人気の企画で、ほんとにこれで年の瀬を感じる私です。
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