【芝居】「スカイスクレイパー」あひるなんちゃら関村個人企画
2017.12.10 14:00 [CoRich]
あひるなんちゃらの関村俊介による個人企画、70分の爆笑編。
漫才師の男女、合わせたネタとはまったく別の宇宙エレベーターをしたり、頭の中でこっそりUNOしてたりするボケ担当の女。
大事な舞台なのにいままで一度も話したこともない宇宙エレベーターの話を持ち出す女。練習した漫才はいまいちだったとはいえ、せっかくのチャンスをフイにする危険を冒してまで(というよりその自覚なく)宇宙エレベータへのこだわりを切々と語り、会話がかみ合わないと思ったら頭の中で別のことをしたりと、ずれる会話。このシリーズの二人芝居にぼんやり共通に現れる宇宙や宇宙飛行士の話が薄くつながっていくのも楽しい。 空を擦るぐらいの高い建物=スカイスクレーパーというタイトル、それほどに高いところで漫才してみたいんだよ、とちょっといい話っぽくしても、宇宙エレベータがあと何年なんだろうと先の見えないのが「宇宙の話をしよう、果てしないから」な気持ち。
ともかくボケる女を演じた鈴木朝代が実に可愛らしく、表情一つかえずにぼけるのが楽しい。つっこみまくる堀靖明はその役割がよくあっているけれど、怒りキャラというよりは時々女性に優しかったりへなっとするのがちょっとカワイイ。
| 固定リンク
「演劇・芝居」カテゴリの記事
- 【芝居】「昼だけど前夜祭」劇団チリ(2024.09.16)
- 【芝居】「朝日のような夕日をつれて 2024」サードステージ(2024.09.08)
- 【芝居】「雑種 小夜の月」あやめ十八番(2024.09.01)
- 【芝居】「ミセスフィクションズのファッションウイーク」Mrs.fictions(2024.08.30)
- 【芝居】「氷は溶けるのか、解けるのか」螺旋階段(2024.08.27)
コメント