【芝居】「ミロ」ミロ
2017.9.3 16:00 [CoRich]
マダムゴールドデュオに発祥し、Zokky( 1, 2, 3, 4, 5, 6, 6, 7, 8, 9, 10, 11) によって何度か公演が行われた「のぞき穴演劇」スタイルの久々の公演。5分弱で300円のスタイル。そうだ、原宿物語を観たのはここだった、な、 デザインフェスタギャラリー WEST。3日まで。
一人芝居または三人による即興芝居を選択し、キャストや芝居のテイストなどを選んだカルテを書き込んだ紙をスリットに入れて300円投入するとスタート。私は「三人の即興」「ラブストーリー」「コンビニが舞台」というスタイルで。つけられたタイトルは「あっちむいてホイ」 コンビニのアルバイト面接。店長が待ち、アルバイト申込者が来るがダブルブッキング。後からきた武井咲を名乗る背の高い女をひとめで気に入った店長は露骨にそちらを採用しようとするが、もう一人の女は店長に抱いた恋心をずっと秘めて勇気を出して申し込んでいた。
ごく短いスケッチ。即興芝居なのでおそらくはそれほど作り込まれていないため、のぞき穴からの視角を十分に生かし切ったとは云えないけれど、それでもワタシだけのために三人の役者が演じる風景を眺める数分間は普通の演劇とも、もちろん映像とも違う特別な楽しみなのです。そういう体験こそがのぞき穴観劇の醍醐味で、いつもなら何コマもガシガシ予約して制覇をねらってたアタシですが、歳をとりました。ひとコマで終了。
こいけけいこを観るのは久々だけど、クールビューティっぷりで恋心をかっさらう感じには磨きがかかり、のぞき穴からぐっと近くでどきどきして。金沢涼恵はちょっと木訥な雰囲気で一途さが見えて嬉しい。店長を演じた須田浩章はクールビューティーに流れたかと思えば自分への想いがある方に流れてみたりとどっちつかず感が楽しい。
| 固定リンク
「演劇・芝居」カテゴリの記事
- 【芝居】「三ノ輪の三姉妹」かるがも団地(2024.10.10)
- 【芝居】「ハッピーターン」劇団チリ(2024.09.29)
- 【芝居】「昼だけど前夜祭」劇団チリ(2024.09.16)
- 【芝居】「朝日のような夕日をつれて 2024」サードステージ(2024.09.08)
- 【芝居】「雑種 小夜の月」あやめ十八番(2024.09.01)
コメント