【芝居】「チル、幻滅。」しあわせ学級崩壊
2017.5.5 19:00 [CoRich]
7日まで上野小劇場。60分。
一本の電話。人を殺したのだということを芝居にして上演し、それを批評され、理由を突き詰めようという。が、理由はわからないのだという。四つ打ちリズムに乗せた上演が人気だという。
殺したのは、あなただ、ワタシは目撃者だ、あなたが殺されなければ始まらない。こうしなければうまくはなせない。台本はまだない?もう読んでいるでしょう(といって首を絞める)
会場中から舞台奥では四つ打ちリズムを大音響で奏でるDJブース。それに会わせるように、せりふを断片に区切り繰り返し、リミックス。それは作家と批評家、男女二人の劇団員、電話してきた男と殺された女などいくつかのカップルの組み合わせ。劇中劇のようであり、迫った公演の外側で起きていることのようであり。
正直にいえば、物語らしいものはほとんどなくて、殺す殺される、それを目撃する、それをはなすためには殺人が必要、というごく小さい範囲での反芻もしくは一足跳びの結論になってしまっていて、舞台のせりふそのものから受け取れることはそう多くはありません。繰り返しのループの中で何かを積極的に受け取ろうと前のめりになることで見えてくるものがあるのではないか、とは思うのだけれど、今作に限っていえば、そこまでは踏み込み損ねてしまったアタシなのです。
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