【芝居】「SYNDICATED!! vol.1」theater 045 syndicate
2016.6.26 13:00 [CoRich]
普段は稽古場として使われているビルの一室(と隣の臨時スペース)で公演を打つ企画の第一回。26日まで横浜ベイサイドスタジオ。休憩5分を挟み80分。
町中の風景、ちりんちりんとベルを鳴らして走るおじさん、デスコに行こうと誘う女、町中のティッシュ配りの男、帰宅し母親に苛つく息子「げびた驢馬」(作演・木村和博)
線路際で自殺しようとしている男。そこにもう一人同じことを考える男が現れる「命を弄ぶ男ふたり」(作・岸田國士 演出 中山朋文)(青空文庫)
「〜驢馬」はプロジェクターで文字を出しつつ、何人かの人物を点描するように描きます。正直にいえば、「パフォーマンス」ということ以上の物語がアタシには読みとれず少々戸惑います。「ちりんちりん」のおじさんを町中で見かける若い男、そのおじさんが意外な活躍をして風船をつかんでみたり、自転車壊れてみたり、雨が降ってる中ビニルのお手製合羽で走ってたり、というさまざまな「生活してる」感じの描写が印象的。
「命〜」は元々土手の上を走る線路に設定されている原作に対して、掘り割りの下を走る線路という設定にしているようですが、物語そのものに大きな違いはありません。飛び込んでみたり、這い上がってみたりがちょっとコミカルで、どちらが先に死ぬべきかを言い合ったり実力行使に出たりと、まさに「弄ぶ」感じなのです。
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コメント
かわひさん
細かいことで申し訳ありませんが、このページのcorichへのリンクが、ラッパ屋の筋書きナシコになっています。
投稿: 清角克由 | 2016.07.10 11:44
あああ、すみません。今さら気付きました。修正します。
投稿: かわひら | 2016.08.07 09:10