【芝居】「 み ち 」miel
2016.4.16 19:30 [CoRich]
過去公演のテキストを組み合わせながら、ヨガスタジオというごく小さな場所で四人のミニマムな構成でダンスというか身体表現で見せていく60分。床に貼ったテープの上で綱渡りよろしくバランスしてみたり、片足に犬のようなコードをつけて拘束してみたりと、カラダの動きを何かで制約してみせるものが多くて。正直、やはりダンスや身体表現は見方が判らないアタシですが、テキストを気楽な気持ちで楽しみます。
ダンスを二つ「opening」「Yoko」
「紫の滲む夜に」(上野友之)
「Favorite Street2 」(糸井幸之介)
「透き通り、2016」(改訂版)(瀬戸山美咲)
男二人で「Tate」
「まねる」(吉田小夏)
「Ending」
並べてみてみると「favorite Street2」が好きなアタシです。暫く訪れていなかった町の通りを訪れて、時間の流れを感じることを描くのだけれど、さまざまな立場の人々ゆえに視点がくるくる変わる感覚が楽しいのです。 失踪した女が突然見つかる「透き通り、」は、調査していた男が座った中央からワイヤーで拘束された女がぐるぐると男の周りを回りながらのテキスト。ずっと隠れていても、どこか拘束され続けていた気持ちの方を強く描くように改訂されたという印象だけれどどうだろう。少々トリッキーな演出だけれど、この小さな空間ゆえだから成立するという感じもします。
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