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2015.06.21

【芝居】「マインドファクトリー~丸める者たち~」かわいいコンビニ店員 飯田さん

2015.6.14 17:30 [CoRich]

小さな町の高校分校の野球部。弱小校だったが、数年前からの指導者によって、県大会の上位になったが、それは理不尽で暴力によって支配されていて、些細なきっかけでさらに酷さを増す。まわりの教師たちもみてみぬふりをしている。女子マネージャーを抱いたりもしている。その理不尽さに耐えかねた三年生は反旗を翻そうと部を辞めるが、次々と監督に取り込まれてしまう。

暴力のさなかに居ること、頭では逃げられるとわかっているのに、逃れるという選択肢を撮ることが出来ないこと。理不尽な目に遭っていることに麻痺してしまう感覚。鶏小屋の鶏たちと、ケージのようなネットが印象的。とりわけ終幕に囲まれる一人の男。

正直にいえば、少々長い。役者を多くしてしまったことで物語の骨格に対して効果としては少々薄い役があることと、ケージやスタジアムをつくるための装置の組み替えを多様するわりにあまり舞台の印象が変わらないこと、そもそも映像のカット割りのように極端に短いシーンが多くて、そのたびに組み替えが発せ居ることが原因ではないかと思います。90分とはいかなくても大幅に削れそうな印象があります。 監督が唯一強気に出られない生徒というのが登場しつつも、物語の中では理由も語られないし効果的でないのも惜しいところ。 ではあります。 それでも 絶望しかないような暴力と圧倒的な圧力という理不尽に対して打ち勝てない失望を冷静に描く視線は物語を骨太につくりあげていて、見応えがある一本なのです。 とりわけ、監督を演じた山森信太郎は強大な絶対悪は観客をも絶望的な気持ちにさせる圧巻。 少々エロい養護教師を演じた百花亜希の大人の女も魅力的だけれど、鶏小屋のシーンでのハクビシンはちょっとすごい。被り物でとびまわり、表情が実にいたずらっぽくて、彼女の持つ目力の強さを堪能できるのです。

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