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2014.11.06

【芝居】「迷」山脈(やまなみ)

2014.10.26 12:00  [CoRich]

26日まで四柱神社。 れんげでごはんと交互上演。 舞台は共用しています。

子供の頃にずっと一緒だった6人。あれから時間が経って、高校生になっている。これからの進路に悩む、勉強はあまりできなかったり、進学校に進んだけれどこれでいいのか悩んだり。している。あの時の友達との再会は、ずいぶん様子も変わったけれど変わらないところもあって。

子供の頃の仲良し。同じ地元には居るけれどいつのまにかそれぞれの進む道が分かれてきた高校生の頃。お嬢様だったり、進学志向だったりと、この地元を積極的ではないにせよ離れて社会に出て行こうという人々と、良くも悪くも地元のつながりをそのまま継続していて、しかし未来を見いだせず、なんとなく地元に残るんだろうなという人々のコントラスト。後者はこのままずっと地元に居続けて生きていくといういわゆる、マイルドヤンキー層に足を踏み入れる高校生たち、という描き方。

国立大学の学生である彼らはマイルドヤンキーとは違う道を進んでいるとは思うけれど、年齢的に考えてもそういう彼らが存在していることを肌感覚としてわかっているのだろうと思います。もっとも、ことさらにそれを問題として取り上げるというよりは、そういう人々の存在を前提に置いて、幸せな生き方って何だろうと考えもう一歩踏みだそう、というメッセージは社会人になる前の学生の彼らだからこそ、力強さを持つのです。

物語の体裁としては、その仲良したちが再び集まり、一歩踏み出す原動力にする、ということなのだけれど、別々の生活をしていた彼らを集めた一人の存在が物語の特異点になっています。どこまでも優しい視線で全員に接し、見守っている立場、となればきっともうこの世のものではないのだろうと思いこんじゃうのはアタシの悪い癖。明確にこの世のモノではない、ということが語られたりはしないのだけれど、彼自身の苦悩というか悩みがほとんど語られないところをみると、全員からは見えているけれど、もう先の人生を考える立場ではない、という風に読んじゃうのは深読みがすぎるかしら。ちょっと不思議な存在として描かれているのに、必ずしも生かし切ってない感じがするのは勿体ない気もします。

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