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2013.08.13

【芝居】「新体操、さゆり」ズッキュン娘

2013.8.3 19:00 [CoRich]

大学の新体操部を舞台としながら、単なるスポ根とは違う少々癖のある75分に、物語の終盤で登場する路上アーティスト役のミュージシャンのライブ15分とセットで構成。4日まで新生館シアター。来るたびに劇場が徐々に変わっていて、進化が嬉しい。

新体操部のさゆり、本番に弱くて大会の団体戦でミスはしたものの何とか大学は勝ち進んだ。ミスをチームメイトに責められたことをきっかけに、練習を一週間も欠席してしまう。親友が説得して練習に出たが、その穴は大きく、団体戦のメンバーからは外されて補欠となる。個人戦ならば得意だが団体戦が不得意というより人が怖いということは自覚していて、補欠となったことを切っ掛けに自分を革命的に変えてしまおうと考える。 おそらくは暗い、後ろ向きな気持ちにきちんと向き合ったのだ、というおそらくは作家の過去の経験から描き出された物語。どの部分が彼女の経験に立脚してるのか、どの部分が創作かは知る由もないけれど、エンタメだけで押さずに主人公が序盤と終盤で同じように失敗したとしても、彼女自身の感じ方がどう変わったか、ということが今作で描かれる成長なのだと思うのです。そういう意味では作家自身の物語ではあっても、そのほかの人物たちが書き割りのように薄っぺらになってしまう危険性はあるのです。

主役を演じた南美櫻は暗い序盤から打って変わったような明るさ(なのになぜか嘘っぽいw)のダイナミックレンジの広さが尋常じゃないのです。アタシの友人が云うハイブリットハイジ座(未見)の凄さの片鱗を垣間見ます。親友を演じた捺些奈央は親しみやすくて、実はカラダが動く感じ。 食堂のおばちゃんを演じた石倉由紀はおばちゃんキャラではあるんだけれど、優しさが前面にでる役柄をしっかりと。

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