【芝居】「タルフ兄弟」つよしとひでき(trf)
2012.11.25 14:00 [CoRich]
5年ぶりの復活公演、あひるなんちゃらの関村俊介の作演で。60分。26日まで根津・マルヒ。
5年ぶりに実家に戻ってきた弟、母親は姿が見えず、兄はカレーを作って一緒に食べたいとしつこく誘うが弟はつれない。
元々は質屋かなにかの土蔵を客間にした古民家ギャラリー。父親は決して入れなかった土蔵にずっと居る弟と、それに隣接した和室から呼び出し続ける兄。声は聞こえるものの、扉はほぼ閉まったままで相手の姿は見えず、観客もどちらかを選んで座るとその相手はみることができないという相当にストイックな感じ。
カレーを一緒に食べて会話したくてしかたがない兄と、ひたすらに断りながらマンガを読んでいたり、嘘をついたつかないと言い争ったりとひたすらに生産性のない会話の応酬。5年間の不在を埋めたいんだが埋めたくないんだかな兄弟たちの会話。時につっこみ、時に突然キレたりと、台詞はあきらかに関村節めいっぱいなのだけど、ゴドーよろしくほとんど動きがなく、二人のうちの一人だけしか見えないことで、無言の部分がタメのような感じになるのも不思議な効果を生んでいて、なぜかゆったりした感じも。
嘘をついたら指摘してくれ、という弟にたいして、兄が聞いて都合のわるいことはひたすらに嘘だと指摘するのがちょっと楽しい。
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