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2012.09.02

速報→「世界の果て」unks

2012.9.1 14:00 [CoRich]

初めて拝見します。文学座系の四人の役者によるユニット、4回目の公演。2日までルデコ5。90分。

家に帰ると見知らぬ犬が死んでいた。捨てにいかなければならず、夜の街を自転車を押しながら徘徊する男は大木の下で泣く夫婦にあったり、敷地に捨てようとして怒られたり、警官にも怒られたり。ブルーシートにすむホームレスの女に呼び込まれる男。 樹海の近くの旅館に取材で訪れたライター。自殺しようという人がよく泊まるその宿に一泊して。

原作の物語は独立したいくつかの物語のようです。短編小説で、不条理っぽいし、元々の小説の構成を知らないまま見たアタシには決して見やすくはありません。おそらく原作も同じように物語の合間を繋ぐようなブリッジもなく、互いがゆるやかに繋がっているような構成なのではないかと想像します。予備知識なしでは多少混乱する感じ。

少々飲み込みづらい物語に対して、OHPを使った演出が圧倒的な存在感。舞台の奥に投影するように設置されたあのシンプルな機械のステージに字幕、水、砂糖(だと思う)。時にスリットでマンガのコマ割りのようにしたり、あるいは字幕をスクロールしたり、時に水の上に浮かべた字幕を浮遊させたりと、CGに頼らなくても印象的な映像の投影ができるという工夫のなせる技。あたしの友人はナイロンのような、云いましたがそれも言い得て妙、字幕や映像が存在感を持つのは確かなのです。

もちろんそれを裏打ちするように役者の確かなちから、ダンスのような動きも物語の世界をしっかりと紡ぎ出すのです。正直にいえば、物語の飲み込みづらさゆえにちょっと違和感があったりはするのですが、きっとさまざまな原作、さまざまな演出で変化していくという予感があります。

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