速報→「フリル」アマヤドリ(ex. ひょっとこ乱舞)
2012.9.9 14:00 [CoRich]
17日まで王子小劇場110分。
本を読む若い男に通りがかりのオジサンが話しかける「クレープってのはどこの料理だろうね」。オジサンは時に面倒くさく絡んでくるが、巻き込まれていく。オジサンは、別れた女と久しぶりに再会するのだという。
王子小劇場を横に使い、舞台を長辺方向斜めにカーテンのようなもので区切ります。序盤こそ時にダンス、時に笑いという感じの運びですが、全体はほぼ薄暗い中での平坦な会話劇と、その横でのインスタレーションのような動きという体裁で進みます。なるほど、チラシを後から観てみれば物語の骨格(というよりは、公式設定という感じですが)は書いてあるわけですが、それを読まずに見に行くと、物語のつなぎ目もつながり方もわからずに往生します。チラシは読まなかったクセに、当日パンフに織り込まれた、作家の「わかりにくいものがたりってのがあるのだ」というのだけは読んでしまったがために、前半は腹立たしいぐらいになにもわからず伝わらず、という気持ちでぼんやりしていたのです。
ぼんやり見ていると、これはどうも失った何かへの猛烈な後悔とそのときの想いとでドライブされているのだ、という気がするのです。それがなにかはよく分からないのですが、 アタシは勝手に「ひょっとこ乱舞」を断ち切り「アマヤドリ」を始めるにあたっての過去のさまざまの精算をしていたのだ、と勝手に誤読します。これはこれで繋がる感じが面白かったりもするけれど。
これが0回公演、ということならば、次はこれこそが「アマヤドリ」の物語、ということになると思うのです。
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