速報→「夏カフェ『夏いろいろ』」(Bパート)桃唄309+KUUM17
2012.7.7 19:30 [CoRich]
桃唄+KUUM17によるカフェ公演のBパートは賑やかで楽しさ一杯の60分。8日まで中野RAFT。
両親は出かけてしまった。兄妹は家で留守番、夜中までわくわくと騒ぐ予定。近所のおじさんも訪れたりする。家の外から様子を窺っているのは赤い袋をさげた髭の男だが「ヒゲの訪問者」
ドライブに出かけることにしたカップル。二人きりの筈だったけれど姪っ子が乗っている。それどころか途中からヒッチハイクや呼ばれるように乗ってくる女たち。しっくりこないといって、北へ北へと行くことになる。実家住まいで厳しい彼女はそろそろ帰れなくなる。「海へ」
「ヒゲの~」はあの狭い舞台にぎゅっと子供が嬉しい感じに詰め込んだ濃縮感。両親が居ない家で留守番する兄妹の盛り上がり具合、お菓子がたくさんあって、ゲームだっていつまでも出来て。そこにもう一人近所のおじさんは兄の誕生日を祝いに来ていてパーティ。もう一人の訪問者は泥棒だけど、見つかってついた言い訳は長男が忘れられない死んだ飼い犬に化けるという荒技に持ち込むのが素敵なのです。
「海へ」は彼女とドライブする男、気がつけば後ろの席に親戚の女、それからヒッチハイクなどいろいろな人々を乗せて北へひた走るドライブの距離が楽しいロードムービー風。その人々に見守られつつ、長い時間のドライブで親密になっていく、というデートムービー的でもあります。終演後のトークショーによれば東北を描きながら、震災とは何の関係もない物語を描く試みなのだといいます。 男の子を演じた佐藤達がちょっとカッコイイ。野中希の演じる彼女の可愛らしこと。姪っ子を演じたまりあも今っぽい感じ。
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