速報→「深呼吸する惑星」第三舞台
2012.1.15 13:00 [CoRich]
第三舞台の復活・最終公演 (1, 2)の千秋楽。古く見知った友人たちが大挙して福岡に押し寄せ、それ以外にもあちこちのパブリックビューイング(昔のクローズドサーキットやね)に、映画館に集う。お祭りとしてきっちり終わらせることが実にカッコいいのです。
自分の都合がよければもう、昼夜とも行くつもり満々だったのですが、どうしても休めない会議が設定されていて泣く泣く昼公演のみ。正直言うと安くあげようと早朝の飛行機に乗ったせいか、あるいは朝昼とどん欲に食べ過ぎたせいか、目をつぶって音だけを聞いている感じになってしまったのは、まあ自業自得。
でも、音だけを聴いてもしっかりと物語が、風景が思い浮かぶということの言葉の強さ、役者の個性、それぞれの役者のキャラクタに当てて描かれた(ように見える)登場人物たちは、実に生き生きとして。
正直に云えば、昼公演だとしてももうちょっとお祭りっぽい何かがあるんじゃないかと期待していたのだけど、そこはそうでもなく。夜はきっちりとお祭りだったと聴くとやっぱり残念すぎたりもするのです。(まあ、横浜千秋楽が観られたので、そこはよかったわけですが。)
第三舞台について、アタシは正直遅れてきた観客です。 初めて観た「パレード旅団」、「リレイヤーIII」あたりまではぴんと来なくて、「朝日のような夕日をつれて'97」は友人たちの熱狂に押されるよう4回みてその凄さにハマり、次の「ファントム・ペイン」だって会社を早引けしてでも何度も通いました。が、かつての熱狂を知る友人たちの語るように、紀伊国屋が超満員になり、前売りを求めてチケットブース前で徹夜したりなんてことを経験せずにきています。
それでも、アタシはこの舞台をきちんと観られたことが本当に嬉しいし、芝居を見る一つのベンチマークとして作り込まれた台詞、役者の凄さというのを目の当たりにしたのは彼らのおかげだと思うのです。
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