速報→「六本木姦姦娘★☆★純情乙女の陵辱Xデー!!!!!」バナナ学園純情乙女組
2011.12.18 18:00 [CoRich]
演劇ライター、徳永京子のProduce lab 89、今年5月にスタートして早くも6本目のハイペース。あたしは初めて拝見しますが、確かに目利きが選んだという感じのラインナップ。アゴラの支援会員から乗り換えようかと思っちゃう(いや、こっちには支援会員ないけど)のですが。クリスマスらしい女性ばかりの華やかで少し過激でアダルトな55分は22時開演でも終電安心でちょっといいなぁと思うのです。18日まで六本木・新世界。
この劇場、初めて訪れます。こういうのがあるところが六本木のすごさ ずいぶんと深く傾斜した客席、舞台はずいぶん高く設えてあります。最前列は「パンチラシート」と名付けられて少し料金高めの設定。あたしはそのすぐ後ろ、たまたま空いていた中央に。舞台の高さとほぼ同じ、遮る者がない没入感。じっさいのところ、後ろの通路で起きていることが何もわからないとか、舞台から投げられる白い粉(まあ砂糖ですが)やら、「ふえるわかめちゃん」やら、高性能な水鉄砲で遠くから打ち込まれる水やら、ときに水が固まりとなって飛んできたりと、このあと、満員の4列シートの高速バスで帰らなきゃいけないんですアタシ、ということにはまるで容赦がありません。たとえばスプラッシュマウンテンで水がかかるのを楽しむように、それを覚悟どころか楽しみにいくというのもバナナの一つのありかたですから、これも折り込み済み。徐々にコストを切り詰めるすべを身につけたか、配られる雨具すらも、こんなに薄い(しかし、簡単に破れたりする)のがあるのかというのもびっくりで。
物語をバナ学が語らなくなってずいぶん経つような気がします。過激というよりはカオスの中に立ち上がる情景を作り出して、それを観る側にゆだねるような作り方が手慣れてきてはいます。が、まあ、クリスマスの女子パーティゆえのなんかブラ姿っぽい露出多めだったり、耳元でなんか云われたり、あるいは肌が触れたり、なんてことにテンションと心拍数が上がったりする楽しさ。
この役者の中ではちょっと年齢高めじゃないかと思う川田希、中林舞はゲストだと思うけれどちょっとすごい。川田希は「ナツヤスミ語辞典」もそうだったけれど、身体を動かすというタイプに見えないのにけっこうきっちり。中林舞はもちろん身体の動きの綺麗さに目を奪われます。終幕でトゥシューズを結んでから踊り始める動き、この狭い舞台の上でもしっかりとしていて、ああ、訓練というのはこういうことだなぁと思うのです。ばんない美貴子もたとえば中央の手すりを移動するときの見慣れないと怖い感じだけれどきっちりとキレもあってな安定感もまた、身体を使えるということなのだなぁと思うのです。岡安慶子、実は踊ると結構ぱしっぱしっと決まる感じがかっこいい。
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