速報→「ヨコハマアパートメント」studio salt (二回目)
2011.10.30 18:00 [CoRich]
二回目(1)。舞台後方の少し高い場所からの観劇。 物語がわかっていることもあって、前回見たときのような自分のまわりで起こっていること、という感じは薄れて、自分が上から俯瞰して観ている感じの視点に。が、これは善し悪しで、ちょっと他人事の出来事を眺めているという感じになってしまいます。
が、会話「しているように」見せていたシーンをどう作り出したのかというあたりがわかる、いわゆる舞台の演出のテクニックのようなものが随所に織り込まれています。
自ら「消え物」劇団というだけあって、テーマとは関係なく食べ物が毎回出現します。今回は夜公演に関しては千秋楽に至っても観客の全員にたいして打ち上げを呼びかけたりというのはちょっといいのです。周りには飲食店もないし、劇中ではカレーを実際に作ったりしてその匂いに胃袋が刺激されまくりなので、劇中で作られたカレーを食べられるのもちょっと嬉しい。彼らにとっては劇場外での初めてのいわばカフェ公演のようなもので、継続して公演できたことのメリットもあるよう。観客である私たちにとっても、こういう場所を知ることができるという意味でも、あるいは長期間にわたることで目にできる機会が増えることもメリットだと思うのです。たとえば風琴工房がそうであるように、劇場の公演も劇場外での公演もバランスよく続けてほしいなぁと思うのです。
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