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2011.10.02

速報→「ヤングフォーエバー」壁ノ花団

2011.10.1 19:30 [CoRich]

ずいぶん久しぶりに拝見。アタシが京都の劇団に感じる難解さが前面にでてしまった80分。福岡のあと、2日まで王子小劇場。

ほぼ人が住んでいなくて、一人だけいる村。王様と王妃が通りかかり、疲れたので、休みたいという。一人しかいない男は村の名前も自分の名前も思い出せない。王が寝ているが、王妃は男を警戒して寝ない。

振り返ってみれば、スワステカと呼ばれる独りで生きている男の妄想の物話、人ならぬ者が訪れたりする。見たことのない自分と同年代の女性、襲われるのではないかという警戒の気持ち、あるいは自分より偉い誰か、あるいは口の中の何かを誰かと共有できたと思って楽しい気持ちになるとか。

と考えてみれば、これは昼に観た芝居とは全く反対の、余りに寂しい話。当日パンフによれば、3月には男2人と女性ひとりで演じていたのだといいます(アタシは未見)。作家はより作品の骨子が明確になるように男5人の芝居にしたのだといいます。女優がいればこれはもっと生々しくなるけれど、男ばかりならば、なるほど孤独が強調されますが、反面、作家は(観客も含めて)人と交わるように物語を書きたくないのではないか、とも思うのです。

ブロックを敷き詰めた舞台、あとは角材だけというのはあまりない感じで面白い。ものすごく小さな椅子も、城壁も、あるいは爪でブロックを取り出そうとするのも、端の部分から取り出すのも、なんかレゴブロック(子供のころは買ってもらえなかったアタシはダイヤブロックでしたが)で舞台を作り出すような感覚。人物もそういう感じにフラットに配置するのは面白い。

が、正直に言うと、いわゆる京都っぽい、難解さというかめんどくささが全面に出る芝居ではあって、芝居を見ている最中、アタシには少々しんどいのです。

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