« 速報→「Kと真夜中のほとりで」マームとジプシー | トップページ | 速報→「Archives of Leviathan」風琴工房 »

2011.10.24

速報→「眠るまで何もしない」タテヨコ企画

2011.10.22 15:00 [CoRich]

2008年に別劇団で上演された横田作品を、役者、青木柳葉魚が演出。24日までOFF OFFシアター。105分。

芸能事務所に勤めるサラリーマンの男とその妻は会社の部下の結婚式の仲人を引き受けて、友人の歌手とカメラマン、そのアシスタントと共に結婚式に向かおうとしている日、妻は倒れてしまう。

まだ若い夫婦、死が分かつことは大きなドラマだけれどその推移を静かに見守りつづけるだけ、まさに 何もしない」という風情の、ゆったりたおやかな時間を描くことを主眼にした描きかた。まわりの人々はその間に結婚や出産、あるいは仕事の成功や独立といった時間の流れ、しかし中心に居るその死にゆく人はごくゆっくりと流れる時間。あるいはそのあとの遺された人々の余韻もふくめて描き出します。

舘智子はごく静かな役をしっかりと。西山竜一演じる夫の優しい視線、カメラマンを演じた郷志郎の飄々と軽やかさのあるメリハリが見やすい。ご近所さんを演じた加藤和彦のあまりに飛び道具な造形にはびっくりしますが、静かなだけになりがちな物語に対しては、少々妙なテンションもまた緩急のひとつに。

客席は三面囲み、畳の部屋にちゃぶ台の舞台はシンプルで美しい。座席は入って正面側、つまり通常のOFF OFFでの客席に当たるところがおすすめ。というか、囲みの客席を設定しながら、あからさまに正面を想定した芝居にするというのは少々美術と演出がマッチしていない印象を受けます。ちょうど後ろ側に座ったアタシは、まあ、裏の表情だったり出入りのシーンの迫力というまた別の楽しみがないわけではないのですが、ここまで正面があからさまだと、少々寂しい感じもします。

|

« 速報→「Kと真夜中のほとりで」マームとジプシー | トップページ | 速報→「Archives of Leviathan」風琴工房 »

演劇・芝居」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 速報→「眠るまで何もしない」タテヨコ企画:

« 速報→「Kと真夜中のほとりで」マームとジプシー | トップページ | 速報→「Archives of Leviathan」風琴工房 »