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2011.09.11

速報→「秘密裏にどうぞ(あやういカップル編)」ガレキの太鼓

2011.9.10 18:20 [CoRich]

今回の公演のなかで最も少ない人数の構成、切なさと色っぽさと、諦めの悪さが同居する60分ほど。今回の中ではもっとも夢中に観てしまうのはアタシがオヤジだからか、物語の色っぽさゆえか。

ベッドで寝ている女、DVDを観ている男。女が起きる。一晩を伴にしたらしいが、二人は恋人でも夫婦でもなくて、親友のはずだった。

なんかね、いつか観たAVで居酒屋で女の子と二人で呑んで、そのままゴニョゴニョっていう主観カメラで撮影したやつがあったのですね。そういう感じが前段にある感じで、そのものの場面こそないけれど、物語全体の淫靡さが一つの魅力。

もう一つの魅力は、「してしまったあとの男女」の駆け引きやら。行きずりというわけではない二人ゆえに、離れがたい気持ちもあるし、でももう一度はあり得ないという感じの行きつ戻りつを繰り返す感じ。なるほど、相手のことを魅力的だと思っているし信用しているし、たぶんいままでも彼らにはそうなりかけた場面があったのかもしれないと思ったりもするのだけれど、それで一線を越えた後に、でもまだ友達ではありたい、という二人の思い。引けば踏み込むし、踏み込めば引かれるというバランスがなるほど「あやうい」と思うのです。それはアタシが大好きで自分のブログの名前にもしちゃってるあの名作にも通じるシチュエーションだけれど、でも、もっとあからさまで、見方によっちゃあ卑猥でもあって。

しかし、してしまったセックス自体はとてもよかった、ということをきちんとあからさまに表明させる、というのはこの離れがたさのいくつかの要素の一つとして確実に機能していて、それが実にいい感じです。 男の情けないほどの諦めの悪さ、女性の断固としながら揺れ動く感じはなんかちょっと甘酸っぱい感じすらしてしまうのです。遠い日の花火のよう(泣)。

末吉康一郎演じる男のなんか子供っぽさ。南波早の寝起きから素に戻り、色っぽさの垣間見えるあたり、まるで別人のように変わる表情が凄い。化粧を変えずに衣装と髪型だけでこれをきっちりと。

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