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2011.09.05

速報→「HELLO!」表参道ベースメントシアター

2011.9.4 13:00 [CoRich]

ワタナベエンターテイメント(ナベプロ)の持ち小屋での小劇場演劇の作演役者を招いての企画公演。90分。4日まで表参道GROUND。

サッカー優待生として横浜の高校に通うようになった猛だったが、思うような成果が残せないまま、二年後に怪我でサッカーが続けられなくなり故郷に戻ってきた。同級生のななみは同じ時期タレントとして活躍を始めたが、膨らんでいく責任に気持ちが追いつけず姿を消してしまう。

地方から東京にでていくこと、というテーマは最近の作家・上野友之が好んで取り上げています。地元に残る親と東京に出ていく息子たちだったり、その傷つく姿だったりを静かに、丁寧に描きます。正直にいうと、こういう静かな空気感は、この作家と長い時間をかけて醸し出された役者ゆえというところはあって、まだ若いタレント二人には、少々厳しい感じもあります。物語も、ごくシンプルというよりは単純に過ぎる感じはあって、ちょっと物足りない。舞台美術も、どこかコントの書き割りのようで、これなら素舞台のほうがいいのではないか、という気もします。

白又敦・三宅ひとみ、若いタレントの静かな芝居という高いハードルをなんとか。黒木絵美花、じっさいのところ傷ついて帰ってきて東京に再び出ていくという物語の中心に居るという感じ。ザンヨウコ、そこそこに若くても母親役が似合う役者というのは古くは京塚昌子、山岡久乃かという雰囲気のテイストで、強みの一つ。ちょっとお節介焼きで、でも引き際もわかってるというのが子供を育ててきた、という雰囲気で安心感。武子太郎、ベースとなるこの場所の気安さのようなものを醸して雰囲気をつくります。大川翔子、やりなれない感じの声を張り笑いを取りに行くコメディエンヌに違和感を感じたのは序盤だけで、メガネと併せてなかなか可愛らしい感じの仕上がりで、これはこれで深化できそうな雰囲気も。

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