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2011.04.11

速報→「東京の空」オーストラ・マコンドー

2011.4.10 14:30

マコンドー・プロデュースで、遠山浩司の作で95分。10日まで王子小劇場。

ワンルームのアパートに隣あう三部屋に住む女たち。「小宮夏」は一人、さみしいと思い電話をかけて話したいと思いながらも伝えることができず、酒に溺れ、毎夜違う男とひとときを過ごす。「星野雫」は引きこもっているが、毎日ドアの外で声をかけ続ける男が居る。「山田秋」は自宅を見知らぬ男に荒らされ、捜査の間行き場がなく先輩の女性の家に転がり込むが、そこには同居している同い年の男が居て。

三人の若い女性の物語を核に、周囲に居る男たちを添えての物語の構成に。それぞれに恋が成就したりしているエンディング。そのきゅんとする瞬間のようなものを描きたいのだろうなとは思うものの、物語のカタルシスというようなものは今一つ伝わりづらい感じ。女の想いが伝わる「夏」、男の思いが成就する「雫」に比べると、「秋」の終幕は少々とってつけた感じではあるものの、「もてない男(アタシだ)」への福音という一種のファンタジーという読み方をするというのもアリかもしれません。

なるほど、東京の空を共有する女たち男たちそれぞれの物語で、静かな感じの邦画にありそうな仕立てだけれど、このゆっくりと流れる物語の余白を濃密に成立させるのは相当に困難だという感じがします。

岡田あがさは、一途な想いのあまり酔って荒れたりする感じの迫力だけれど、居酒屋のカウンターに座り思いを寄せる幼なじみとパブリックな場所で見せる表情がすてき。梅舟惟永は、恐がりパニックを見せる序盤、先輩の家に転がり込んでからの安堵と「家」という場所の安心感の笑顔のコントラストがいい。後藤剛範と神戸アキコの軽妙な掛け合いと、終盤でのどこか幸せな感じもいいコントラストです。和希沙也という人を知らなかったのけれど、役柄の上からほとんど台詞がなく、舞台の上で居続けることで圧倒的な存在感が要求されるというのは少々荷が重い感じも。

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