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2011.04.18

速報→「三日月に揺られて笑う」BoroBon企画

2011.4.16 14:00

去年、タニマチ金魚が上演した土田英夫作を、新しいキャスト・演出で。115分。17日まで。江戸川橋駅近くの新しいカフェ付きのパフォーマンス空間、絵空箱。

記憶力のないアタシで、みる前は物語をすっかり忘れていたのですが、開演間もなく思い出した女たちのホラー。土田英夫が描く女性はわりと可愛らしくてでも怖い感じが多いのだけれど、まさにその女性たち三人を真ん中に据えた物語。 どうやって生計を立てているか、今一つ納得できない感じ遊覧船乗り場という不思議な空間。セミパブリックだけれど、他の人がほとんど舞台に現れなくても不思議はない感じ。 ★ネタバレかも★

子供の頃から変わらない、おもちゃの取り合いの様相。大人になって「仲のいい三姉妹」という体裁はやがて彼女たち三人だけでもその体裁を保つように。欲しいと思う自分の心を表に出せるのは、その男と二人きりの空間でだけ。わかっているのに認めない、ある種むちゃくちゃな男の取り合い。それでも彼女たちはぎりぎりまで、その取り合っているという事実を認めないのです。彼女たちが一緒に暮らしていけるギリギリの線が切れ、否応なく認めざるを得なくなって、彼女たちの関係の崩壊を予感させるのです。が、そこを立て直す方法がちょっと怖い感じで。

初演は関西の押しも押されぬ人気女優三人。もっと笑い一杯の感じだった気がしますが、そこまでは正直至りません。そんななかで、上田裕之は、あかされる秘密にいちいち驚くあたり、オーバーアクションの力技だけれど、笑いをとり舞台のリズムを整えます。

中坪由起子の末っ子はちょっと珍しい感じだけれど、あっけらかん、というのはよくあっています。藤谷みき演じる次女は、立ち回りのうまさも上下への気遣いもつっこみもというバランス感は、らしい感じだけれど、高校生の頃モテなくて、というあたりに説得力がないぐらいに綺麗だというのはまあご愛敬。

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