速報→「とりどりの咲く歌」スミカ
2011.3.5 19:30
準備公演を経てのスミカの旗揚げ。85分。6日までAPOCシアター。
その家にはおばあちゃんと女の子が住んでいる。おばあちゃんは花壇を綺麗にしていて、花を育てるのが得意。ある日、おばあちゃんは突然家を出て行方がわからなくなる。認知症が出たのだ。
かわいらしいチラシ、物販も可愛らしいグッズがいっぱい。そういう印象とは裏腹に、わりと切実に消えゆく人を描く物語は少々重い話ではあります。根幹をなす祖母と娘の物語のほかに、交番を中心とした昔とこれからの恋の物語の予兆は示されますが、それほど大きな物語にはなりません。アタシは作家の書くこういう物語に興味津々ではありますが、今作では物語の軸を一本に絞ったのでしょう。
まだ幸いにして、認知症や徘徊の介護という経験はありません。親が長生きすればいつかはこうなる、ということを見せられた感じ。なるほど言葉ではわかっているつもりだった「否定せず受け入れること」というのが実感できる感じ。
象が死ぬときには人目につかないところへいくのだ、という挿話される話は。なるほどこれが終幕直前にリンクするのです。
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