速報→「PUZZLE」PLAT-formance
2010.11.14 14:00
コントユニット、PLAT-formanceの公演。値段と時間を変えた3バージョン、21:30公演などのバリエーションも嬉しい。15日まで王子小劇場、アタシの観た日曜昼の「ハード版」は60分の本編に、国道五十八号戦線のハマカワフミエをゲストに迎えての追加コントつきで休憩込み合計80分。
それぞれのパートに特に観客に知らされるタイトルはついていません。アタシが便宜的に。
(1)遅れてくる「エンドウ君の人となり」を紹介します。
(2)いろいろやってみる二人の「脳トレ」は余りに点数が低くて。
(3)浄水器をうりつけようとしつこく繰り返される「電話セールス」。
(4)記録に挑戦しようとする「長なわとび」の二人の息がなかなかあわなくて。
(5)地図を頼りに男がやってきたのは、死んだ人と出会えるという「心霊スポットのベンチ」で。
(6)「夜店で買った金魚」を、はたしてどうしたものか、なんてダラダラ二人語り。
(ゲストコント)夜の街角に立つ男女はそれぞれのパートナーに「秘密の仕事」をしていて。
たとえばラーメンズ、にたとえられる「テレビに出なく」て、「スタイリッシュ」なフォーマット。ラーメンズ未見なアタシには、たとえば「シティーボーイズ」が近い印象。どういう背景のメンバーか今一つ知りませんが、二人のずれた会話の楽しさと間をつなぐ音楽の使い方がおしゃれめなのだけど微妙な親しみやすさがあるように感じるのがアタシにも見やすい感じ。
オープニングのビデオが結構秀逸。もっと凝ったおおがかりなものはNYLON100℃が最近やっているけれど、この規模の劇団で生身の役者と映像をブリッジするようなカッコイイものに出会うのはなかなかありませんが、これはごく短いけれど素敵。
「脳トレ」「電話セールス」「長なわとび」と安藤理樹がどんどんずれた会話に吉田能をひっぱりこんでいく感じがグルーブですら感じさせて楽しい。特に「電話セールス」のむちゃくちゃぶりが好きですが、電話セールスに辟易したことがあるとなかなか微妙な感じではあります。
ゲストのハマカワフミエは初コント、というふれこみ。空想組曲の破壊力のあるアレはコントじゃなかったのかぁ。可愛らしくて勝ち気なオンナノコ、という見た目のアイコンに少々苦戦した感もありますが同年代だという三人のやりとりは楽しい。
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