速報→「凪ノ國」P.s マークII
2010.11.6 13:00
ワークショップ卒業生によるユニットの公演。50分。7日までピカデリーホール。
秋田の海辺の町。崖の上から風車を投げて風神を鎮める奇祭、「来奈津まつり」の季節。姉からの手紙を受け取って久しぶりに故郷に戻った妹。しかし、姉の姿はなく、叔母の旅館を手伝って姉を待つことにした。離婚、病気、リストラを受けた姉を池袋で見かけた気はしたが。同じ日合宿だという女子高生たちが宿に泊まっているが様子がおかしい。
松本の小劇場演劇の核となる劇場で、もっともキャパシティも大きい劇場。演劇ワークショップ本年度卒業生ということだけれど、正直に言うと、役者に関してはまだまだ技術という点では追いつかない感もあります。姉と妹を巡るなぞめいた物語の一点収束と、終幕の美しさで舞台を支えるという戦略はある程度成功していて、「芝居をみた」という感じのする仕上がりになっています。
それでも、こういう一般市民向けのワークショップと継続的な発表の場を持つというのはなかなか大変なことで、それを続けていることはたいしたものだなと思うのです。
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