速報→「働く私」経済産業省・日本機械連合会(ロボット大賞)
2010.11.28 11:00
日本科学未来館でのロボット技術にまつわるイベントの一環として、2008年初演の30分作の再演。28日一日限り。イノベーションホール。
家事全般をロボットがこなすようになりはじめている。夫婦二人の家に、二台のロボット。夫は仕事をしていない。ロボットも一台は仕事ができなくなっている。
三菱重工製のコミュニケーションロボット。 音声認識ではなく、役者の台詞に会わせて袖で操作しているということのよう。 ミリ秒単位で追い込まれた動作をロボットにさせるだけでも感動を生める、みたいなことをどこかで読んだ気もしますが、すくなくともあたしはそこまでは至りません。相手を推し量る、というかなり高度な感情を表現させようとしているということも、少々無理な印象があります。
働くためのロボット、という枠組みの対比としての「働かない私」という人間とロボットの姿という描き方、人間なら鬱などの形でわりと身近に感じられるようになってきましたが、その原因がわからないままにロボットにも起きているというのがちょっとおもしろいのです。
同時に開催されている「日本ロボット大賞」の展示もちょっといい。ヒューマノイドだったり、あるいは運転支援のための仕掛けだったり、イチゴ摘みだったりと今のひとつの姿をみせていて、見せ物的な好奇心を満たしてくれるのです。しかし、この箱ものの建物、すごいなぁ。
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