速報→「10月突然大豆のごとく」シティボーイズ
2010.10.23 18:00
シティーボーイズの年に一回のライブ。例年の5月から10月に変更して。24日まで新国立劇場中劇場。そのあと名古屋公演を予定。105分、長いカーテンコールもすでに味に。WOWWOWでの放映も予定されています。
タイトルは、勝手につけています。
「アフリカ行きの船を待つ男」は10月の記憶がない。
「10月に突然」、いろんなことが起こる点描。
「脳内のハードディスクを整理してくれる病院」を訪れた男。
「大家族の家に住んでいるMr.カトー」その家のさまざまをして、その家の為に働き。
「結婚式に来た先生の祝儀袋の中が空だった」ことに文句を付けに来た男、その文句故に見いだされて。
「新婚の同僚の家に行った独身男」を待っていたのは年上女房の会。
「叱りバー」を訪れた男、果たしてそのまえに店員の若者が。
アシカショーのアシカを撲殺してしまった男が誘われたのは「さておきクラブ」で。ハンズ店員、料理番組(アナログ)、高校生クイズ、国の借金まで、コント番組。
井の頭線の中、久しぶりに居合わせた薄い関係の男二人のまわりに「コロス」。
「アフリカに行く3人」の前に、果たして船は来たけれど。
尖閣諸島(拍手が起こった)から、事業仕訳、日本を動かしている大きな力、若者を叱れない大人が増える今なんて時事ネタっぽいものも散りばめて。下宿している筈がいいなりになるMr.カトーのネタはアメリカにいいようにされてきた日本の姿に重なって見えたりもします。
こういう見せ方があったのか、というのは「ハードディスク」。こういうネタが普通に見えるようになってきたのは感慨深いけれど、頭の中の混乱っぷりをアイコンの散らばるデスクトップとして見せるってのはなかなか。他人事ではなく。あるいは「叱りバー」の懐かしい感じすらする大竹まこと。あるいはアナログ停波をネタに折り込む「さておきクラブ」。「コロス」で踊りまくるジジイたちも楽しいけれど、題材になってる微妙な距離感の顔見知りからどうやって離れるかというネタも身につまされる。
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コメント
mixiのコミュニティにて、一部抜粋させていただきました。
URLも載せました。
まずかったら連絡下さい。
早急に対処いたします。
ちなみに抜粋した部分は、
**********************
下宿している筈がいいなりになるMr.カトーのネタはアメリカにいいようにされてきた日本の姿に重なって見えたりもします。
***********************
ここまでです。
すみませんがよろしくお願いします。
私はこのサイトを読ませていただき、先に抜粋したところを含め、あーそういうことかと納得しました。
レビューも上手で羨ましいです!
投稿: AYUISM | 2010.10.29 00:48