速報→「エーデルワイス」falblabo-P
2010.7.24 15:00
恵比寿駅前バーで、fablaboのプロデュース企画としての65分。30日まで。
地球があとわずかで滅亡しようという頃、世紀末、恵比寿のバー。彼氏は彼女に打ち明け、彼女は憤慨して出ていってしまう。近づいた世界の終わりに、町は荒んでいる。その日は一刻と近づき。
バーのカウンターと云えばオトコとオンナ、愛憎入り交じりのさまざま。別れ話の男女を「世界の終わり」に重ねるシンプルなワンアイディアがホンモノのバーと言う場所に支えられて世界を作り出します。 正直に云えば、骨格がシンプルで短い時間ゆえに、この小さな世界を描き出すのには少々人物が多い印象があって、バーの外が荒んでいるという世界を描き出すのも荒っぽい感じは否めません。いっぽうで男の後ろめたさの描き方、ちょっと面白い物語が作れそうな萌芽を感じます。
石井舞演じる「別れた女」の出番はそう多くはありませんが、真ん中にまっすぐ、ぶれない感じは凜として美しくて、見惚れてしまうのです。
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