速報→「ミス・ダンデライオン」キャラメルボックス
2010.3.22 14:00
キャラメルのハーフタイムシアター。人気のクロノス・ジョウンターのシリーズの一本の再演(初演)。大阪、名古屋、中野を経て4日までサンシャイン劇場。65分。
子供のころ入院先にいた「お話の上手なお兄さん」。難病で彼を失い、それがきっかけに女医となった女。同じ難病に対する特効薬をふとしたきっかけで手に入れその効果を目の当たりにしたある日。見合い相手の男は、タイムマシーンを密かに開発しているのだという。
シリーズ唯一の女性を主役とした一本。それなのにというか、それだからというか、ほかのシリーズではある、「飛ばされた人間が待つ」ということがごく少ない別の描き方が印象的。想い、それを実現する着実なちからが強く、ハッピーエンドな作りも、よくあっています。 物語の運びはごくコミカルな部分が多く、バランスは微妙なところもありますが、とにかくスピーディな展開持ち味のハーフタイムシアターによくあっています。そのコミカルな中では圧巻のキャラクタ芝居を繰り出す前田綾が久しぶりの感じですらあって楽しい。筒井俊作の汗かきなMRというのは時間軸のなかの二点、でいい感じで印象に残ります。
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