速報→「ボクダンス」孤天・コマツ企画
2009.12.5 15:00
コマツ企画の川島潤哉による一人芝居企画の二回目。80分。6日まで千歳船橋・APOCシアター。
ダンスを生業としているらしい男。日常に流されそうになったり、暮らしをしていたり、何かを変えようと考えたり。
ダンスの男を中心ということは多くのシーンにでてくるからわかるのだけど、点描されるさまざまなシーンは、笑いも少なくて戸惑い、特に前半はあまり見やすくない感じ。うむむと見続けると、後半でぽんとおもしろくなる感じがあります。実直にまじめにつくっている印象で、点描されるシーンの中から、その男が浮かび上がります。
終盤の一幕、ダンスをする男とそれを見ている批評家然とした二人のシーン。ダンスの男の独白が住んでいる場所の「おじさん」のことに及んだあたりで物語は最高潮に達します。カーテンコールで「おじさんのはなしだけが事実で」というコメント。なんていうことなかった事実が、突如そのタイミングで発露してくるというのは人間の気持ちの如何ともしがたいところ。その持て余し加減の感じが実にいいのです。そのダンスの男の方だけみてるとか「カステーヤ」っぽいのだけれど、そこに一定の分かりやすい解釈をかぶせてくれる本作の方が数段アタシには見やすい。
アタシの好きなシーンは後半に集中しています。服を買いにきた客(=ダンスの男)を上から目線であしらう店員然とした女(落ちがちょっとしゃれている)とか、町で偶然子供の頃の友人に出会った筋金入りのいじめられっこ、なんてのはちょっといい感じなのです。
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