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2009.11.30

速報→「ひまわりの花言葉」丸の内ストラテジー

2009.11.29 19:30

「演劇のできる飲食店」を目指すのだといいます。その心意気はちょっと買いたい。演劇で弁当屋、っていう団体もかつてはありましたが。60分。30日まで、中井・THIRD。カウンター前の低い机での芝居多く、最前列を。

海を隔てて文通していた同級生だった男女。突然途絶えてしまった返信に居ても立っても居られず日本に戻ってくる女。ほかの友人によれば高校教師だった男は両親を亡くして不登校になった少女の担任として悩んでいて。

バーカウンターを背景、机で手紙を書いたり、二人で呑んだりという構成。2009年の中井での来日した女を中心とした話と、2008年の横浜市(横浜、とだけ書いた方がしっくりくる感じがするのはなぜだろう)高校教師と不登校の女子高生を中心とした話を織り交ぜながら。

垣内勇輝(クレジットはないけれど北京蝶々)の描く 物語はごくシンプル。女子高生と教師がただならぬ泥沼、という話はかつてのTBSのドラマのような感じではあって、物語そのものがものすごく斬新という感じではありませんが、1時間という枠の中で描くにはこういうシンプルな物語で役者の魅力で見せる感じも、この距離なら悪くない感じ。

女子高生でもキャバ嬢でも十分通っちゃう長岡初奈、海を越えてきちゃう通地優子が魅力的。あまりに多くの公演の受け付けまわりで拝見すること多く、制作なのに一方的に顔覚えちゃってる安田裕美の役者っぷりも堂々としていて個人的に楽しかったり。

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