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2009.07.12

速報→「私の頭の中の日ハム」工藤倫子

2009.7.12 14:00

工藤倫子女優生活9周年、とタイトルされた公演。二部構成90分。12日までStudioGoo。

第一部、工藤倫子の女優生活9周年を祝ってのビデオメッセージ集。田中眞紀子、森山良子、櫻井よしこ、中森明菜、布袋寅泰。
第二部、映画好きな子供のために作られた小さな映画館を、劇場として借り受ける条件は最初の一回だけの審査でオーナーの心を動かすことだったが、公演一ヶ月前になってもオープニングのダンスだけしかできていなくて。

YouTubeに乗せられた映像は、どちらかというと第一部のネタ集的な感じで、笑いはほぼこちら側に集約。といっても、さすがに一人で全部をナマというわけにはいかず、ビデオの方が主体になっている感じ。青年団ばかりで観ているとこういう印象はないけれど、大柄で男っぽい感じもあって意外に似合ったりもします。

芝居の方は、ちょっと切ない気持ちも出てくるような味わいの物語。映画好きの少年と、というあたりからローマの休日とかチャップリンを物語に取り込もうとしたことで冗長な印象になってしまっている感じも。終盤であっさりその物語をすてて、初老の男が隠し持っていた自叙伝的物語に移ってしまうわけで、ならばこちらにもっと重きがあったほうがあたしは好きなのです。

StudioGooは初めての劇場ですが、住宅地の路地、きれいめもふつうの一軒家にしか見えないし、玄関もふつうの家。そこの奥に小さいとはいえ舞台のしつらえられたそれなりのタッパというのはちょっと驚く。この場所ならば防音もきちんとやっているのでしょう。金持ちのシアタールーム(AV機器とかたくさんあるような)っぽい広さなのだけど、こんな家あったら、楽しいなぁと思ったり思わなかったり。

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