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2009.06.16

速報→「例えば、皮膚」コマツ企画(孤天)

2009.6.14 15:00

コマツ企画の俳優・川島潤哉による一人芝居企画、出突っ張り80分。14日までRAFT。

向き合って四人組で議論し結論を出す男たち、テレビ番組で牛乳パック葉書アートを語り観客の質問に答える男や司会。胡弓を語る男、女を口説く男はどこか胡散臭く端々に組織が見え隠れ、卒業式以来の同窓会で語る教師、忍者の里の市長就任した男に観光施策を提案にきた市民たち、町中で政治を語る大学サークルの男、40年ぶりに舞台に立つお笑い芸人・ヒノマルケンペイ。

一人芝居短編オムニバスかと思うとさにあらず。おそらくは「アートの男」の物語を中心に緩やかにつながったり、言葉がリンクしたりする形でまとまる80分。コマツ企画自体の経験が浅いアタシでも、一度観たら忘れないという高い罵りテンション芸風味で彩られたキャラクタたちオンパレード。

笑わせるところもたくさんあるけれど、脳内のバラバラさ加減を楽しむ感じもあって、まさにそういうドンぴしゃのネタもあるけど、これを一本の芝居でやってしまおうということを考えること自体、頭のなかどうなってんだろうという興味津々。それを演じきってしまうわけで、役者を囲んだ観客の真ん中という息の詰まりそうなこの閉塞した空間で走りきるのはたいしたもの。

四人の相談は理性や欲望やらを象徴する脳内相談風景だったり。アートな男は余裕を見せようとしているのに観客の矢継ぎ早の質問に逆ギレ風だったりと追いつめられていく風も楽しい。こういう個々のキャラクタもさることながら、終盤に向けてぐるぐると渦を巻きながら一つの世界に収斂していく(物語になるわけじゃない)のは不思議な中毒性があります。

アンケートの代わりに質問だろうが感想だろうがあるいは脚本だろうがなんでも答えちゃうアフターメールっていうのはちょっとおもしろい。たしかにこれで十分ってことはあるし、個人企画の規模ならば使い勝手がいい気もするのです。

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