速報→「ビンカン/ドンカン/ブンベッツ(仮) 」快快(faifai)
2009.4.26 17:30
「五月病をのりこえよう」と題して、ドクトク編集というタイトルを冠してのイベントの一環。4つあるイベントのうち一本目。三・四本めを観ずに出てしまいましたので一本目を。20分ほど。5TNADA SONIC
女、朝起きて気持ちがすすまないまま、女友達の誘いに応じてでかける、一週間前のあたしの姿。
二人の女優。基本的にカラダが動く二人、寂しいという気持ちもあるけれど、構築する狭い世界の人々。あたしは芝居側からみていますから、(その後の45分に対して)きちんと物語が伝わる(それは台詞があるかないかということではない気がする)という点でこの20分の至福。
視点とというか語り手がぐるぐる移る気がしますが、それはそう大きな問題ではありません。 女の子が話好き、気分が乗らなくても、それでもつきあう感じ、よくない、なんていう気持ちの乗せ方、パブリックドメインな発車メロディをサンプリングしながらの序盤で持っていかれる感じ。ひといきれというぐらいの大人数をたった二人で表現するのです。 言葉で景色を表現するというのは作家の領域。身体表現でそれをやろうとするのは必ずしもうまくいくとは限りませんが、快快というユニットはそのバランスがきっちりできている凄みがあるのだなぁぁと思うのです。
決しててこの世界がハッピーという話ではないけれど、生き続けて行こうという気持ちを表明するというのは、ことあるごとにヒトの弱さを押し出しがちだし押しつぶされそうになりがちなのだけど、強く前に進む、と言う風に結びつけるのは、まったくもって個人的な気持ちの持ちようの受容の仕方の問題かもしれない、わけですが。
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コメント
お元気ですかーぁ?
投稿: ウーリーさん | 2009.04.29 20:51