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2009.03.26

速報→「蜉蝣峠」新感線

2009.3.25 18:00

平日公演を18時開演という強気の戦略は会社勤めにには辛い。でも19:30の休憩後でもいいんじゃないか、これ。宮藤官九郎の書き下ろしの「いのうえ歌舞伎」果たしてちゃんと歌舞伎。休憩20分を挟んで360分180分(ご指摘感謝)。4/12まで赤坂ACTシアター。

蜉蝣峠で待っていた男、名前は闇太郎。友達に連れられて街に降りる。その街で起きた陰惨な事件の生き残りということで厚くもてなされ。ヤクザ者の抗争がある町で利用されつつ。しかし、事件の生き残りという闇太郎がもうひとり居て。

赤坂ACTの2Fはさすがにちょっと遠い。声で古田新太や堤真一はわかります。前半は背景説明だと思いますが、ダラダラとあんまり面白くない感じで巧く廻っていないと思うのです。役者は確実なチカラを持っていることはわかります。これはホンか演出だと思うのです。

ネタバレかも

が、休憩後は俄然面白くなります。記憶がない闇太郎(古田新太)を取り込む天晴(堤真一)にもう一人、対峙する闇太郎(右近健一)は、フェイク感満載。ホンモノがニセモノにまけるということを「説得力」と描く作家は凄い。それを知っても女はすがる。男にしても孤独に過ぎる気持ちは腑に落ちます。

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コメント

360分って、…6時間?????
計算間違ってますか?

投稿: ぽち | 2009.03.27 22:12

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