速報→「汝、隣人に声をかけよ」コマツ企画
2009.2.8 19:30
この芝居が立て込んでる週末を挟んでもちゃんと埋まっている客席。見逃したシーンが多そうで、もう一回みたい気もしてしまうのですが。90分、15日まで[CoRich]
近所の主婦たち、旅行先の羽目外しだったり、主婦達のお泊まり会だったり、息子の事だったり、浮気だったり、宗教だったり、ボランティアだったり、自閉症だったり、市議会議員だったり、ゴミ屋敷だったり。
物語というよりは情景を積み重ねて。知らない人と会話をしずらい、顔を知っていても声ははかけられない、会社の人でも深入りしない、なんて具合に会話が表面的で踏み込めない人々の描写を細かく重ねます。アタシも他人じゃないなぁという感じで刺さることも一杯。
アノニマスな会話の断片なのだと思っていると後半はするすると繋がりが描かれ、登場人物がきちんと立ち上がって、ある地域のコミュニティの様子が立ち上がります。場面場面の連続という印象は変わらなくて、そういう意味ではメトロポリスプロジェクトに似てる気もします。
序盤の主婦達の会話、自分の事情を要約して俯瞰できたりするのだけど根掘り葉掘り聞かれないのは終わってるのか、それはないと思われるのかというあたり、あるいは主婦達の会話が遠くにぼんやり聞こえていて。あるいはイタクラの家に来る女たちの修羅場のシーンが好きなのです。特にこまつみちると板倉チヒロの対決が実に凄い。
スクリーンが二カ所。クレジットなどのほか、要所要所で字幕が表示されます。必ずしも見えなくても致命的ではないのだけど、最前列からだとやや高い位置にあるため、芝居に没頭してるとついつい見逃しがちで、見逃したと思うと気になるのも観客の常で。この混戦の中もう一回観るか迷いつつ、せめてテキストを読みたいな、とも。
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