速報→「フェブリー」あひるなんちゃら
2009.2.7 19:00
あひるなんちゃらの「もんやり駄弁」の新作。70分。11日までサンモールスタジオ。
冬、フェリーに乗っている人々。口癖が「愛してる」というイケメン、バンドの追っかけジョシ三人、卒業旅行の行き先が決まらずに喧嘩ばかりしているジョシ二人、知らない人に究極の食材を聞いて廻るパティシエたち。
他に比べればシンプルだけど、アタシの観る限り、かなりこれはセットを作り込んで見えますが、ヘナチョコには見えます。ゆるゆるにみえる会話が基本の彼らなのだけど、きっちり作り込まれていて、物語の意味よりもなによりも、「会話を進める、ころがす」ということの絶妙に対してアタシのカラダを委ねる心地よさ。
永山智啓演じる「愛してる」が口癖の男、あれだけの女性達をその一言で口説き落としてしまう剛の者は羨ましすぎる(泣)けれどもゆるい一発のパンチに打たれ弱い感じがちょっと可愛らしい(男だけど)。異儀田夏葉と篠本美帆の女子二人の腹立たしい感じも面白い、決め技がほぼ一緒の顔面攻撃もシリーズもののようで。おっかけをしている女子三人、墨井鯨子と金沢涼恵の下っ端の筈の黒岩三佳がそう見えないのは今までに見ているキャラクタであたしの目が曇っているからなのだろうけど、珍しいメイクだったりキャラクタだったりして楽しい。
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